2015/06/30

先週末の土曜、新兵器を携えてのアジ釣り。
夕マズメのワンチャンスを狙って第5埠頭に16時頃着いた。
土曜だけに人もそこそこ出ていたけどまだ釣れてはいなかった。
その後もほとんどまったく竿が動かず、時合は18時15分だった。
前回は17時半だったから、まだかまだかと待ちくたびれた頃だ。
10mほど先のおじさんの置き竿が急に跳ね始めた。
しかしおじさん気づいてない。
教えてやろうかと立ち上がったら、間にいた見物人が声をかけ、おじさんが竿をあげた。
アジだった。いよいよ来たか。
次の瞬間、眼下の浮子がズバッと海中に消えた。
そこから入れ食い。
2本の竿に交互にかかって忙しい。
この10分しかないと思っていたから必死で釣って結局6尾。
25センチを筆頭に、全て20センチオーバーだった。
あの時合を逃さずに釣ることができたのはどうやら俺だけだ。
隣にいたアジンガーにも釣れなかった。
そのぐらい一瞬のできごとなんだ。
それが狙い通りに釣れ、型も良かったので、気分よく日没前に納竿。
翌日すべてアジフライにして、二日で食べきった。
いつもごちそうさまです。

新しい道具の感想は、かなり良い。
1m前に出せるおかげで、岸壁から近くと遠くで群れの通過を待つことができる。
しかもちょうど3.3の竿下あたりで底が急に深くなることもわかった。
岸際とその段差の向こう、どっちを通っても逃さない構えだ。
今の時期、一回しかない時合を捕まえる方法としてはかなり有効だと思う。
また行こうっと。

そしてこの二日後の昨夜〜今朝は夜釣りでアナゴを3匹釣った。
最初の1匹はあまりに小さかったのでリリース。
というわけで、今夜のおかずはアナゴと夏野菜のてんぷらです。



2015/06/26

港の小物釣り用新兵器。
リールはDAIWA GENESY(ジェネシー) 150SH、ロッドもDAIWAで小継せとうち 2-33・Nである。
小継せとうちは買おう買おうと思って何年経ったろう。鹿島港や横浜の海釣り公園行ってた頃から一本あったら楽しいのになあと思い続けてようやく買った。長さはさほど迷わず3.3mにした。
これまで足下のサビキにはSZMの2.4m使ってて、やっぱも少し長さが欲しいと感じていたからだ。

リールは去年買ったProMarineのAIR FORCEより良いものが欲しくなったのでグレードアップだ。
値段(PE付2,999円)を考えたらAIR FORCEもかなしマシなリールだと思うけど、いかんせんブレーキが役に立たず、ちょい投げすらままならない。
なので、店頭であれこれ触ってみて、そこそこ使えてメンテナンスも楽そうなジェネシーにした。デザインが気に入ったのも大きい。とりあえずPE1.5を200巻いた。

というわけで、今期はいつでも2本出せる体制で臨む。
2本あれば効率良くタナを探れるしね。

2015/06/25

今シーズンのアジ釣り初戦は第5埠頭でサビキ。
強い西日で左半身が灼けそうな岸壁で、下げ止まりの16時前から始め、時合は17時半。
1発目がでかいサッパで、まさかのサッパデーかとがっくりしてるところに賑やかな引きがあり、どうせサッパだろうとしばらく待って上げてみたら、アジがいきなりダブルで来た。そこから9尾連続の入れ食い。

次は日没前の18時45分ごろ。今日イチの21センチと20センチが立て続けに来た。
型の良い群れかと思いきやその後はアタリもなく、これ以上釣るとひとりでは食べきれないと思ったので、コマセはたっぷり残っていたけど日没直後の19時すぎに納竿した。

初アジだけにエサ切れの悲しい思いはしたくなかったから、今日は塩アミと冷凍ブロックの両方用意してた。こういうときに限ってエサが余るというのは、もうパターン化してる気がする。

帰宅していっきに全部捌き、今日イチはさっそく刺し身で食べた。釣りたてらしい歯ごたえがあってうまかった。残りは明日から順次いただきます。

余ったコマセは冷凍してあるから、また近いうちに行こうっと。

2015/06/23

水府、山田川のキジ。
今日の水府往復は新しいカメラバッグを担ぎ、川沿いを自転車で行った。

バッグはLowe Proのアーバンフォトスリング150。カタ落ちなのだろうか、ずいぶん安くなっていたのでヨドバシのポイントで買った。D300にAF Zoom NIKKOR ED 80-200mm f/2.8Sをつけっぱなしで持ち歩くためだ。

この80-200は<NEW>の前の旧型、直進ズームだ。とてもきれいな中古をヤフオクで落とした。以前D70とD2Hで使っていた<NEW>と比べると合焦が遅いような気もするけど問題ない。さすが初代大三元レンズだけのことはある。今日初めて外で撮ってみて、その実力を再認識した。

AFまかせで撮ったけど、きちんと合焦して、拡大しても全体的にキリッとしてる。思いの外、近距離も撮れるので足下の蝶や蜂も狙ってみたら、けっこうちゃんと写っていた。こういうのが好きだな。

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ここのところ毎日水戸の病院通いだから、昼間は時間をうまく使わないとあっという間に一日が終わってしまう。もう少し考えて、効率の良い過ごし方をしようと思う。

庭の野菜の方はかろうじて毎週写真だけはおさえているけど記録をつけてない。記録しなくてもみんなちゃんと育ってる。もう少し落ち着いたらびしっと草刈りをして、記録も再開するよ。
とりあえず今日、今年初のナスとピーマンを食べたことは書いておく。おいしかったよ。

▼アルバムは今日の山田川のキジとその他の鳥と虫。レンズテストのつもりで撮ったもの。すべてノートリで50%リサイズ。

2015/06/07

夏野菜も定植から5週を迎え、今シーズン初の収穫があった。
とげとげが痛い元気なキュウリが2本だ。
去年と品種も違うせいだろうけど、植えたてから勢いがあって、わっさわっさと葉を茂らせながらネットを這い上がっている。この夏は相当キュウリを食べることになりそう。少しカッパにおすそわけしようか。

ちなみに味は、、、うまい!去年のは味がなかったけどこれはすごく美味しいわ。
いま氷で冷やしたやつを何もつけずに丸かじりしてんだけど、キュウリらしい青さに包まれたソフトな芯に、はっきりとした甘さを感じる。キュウリって、こういうもんだったんだな。

ということで、それぞれの様子もぼちぼち書いていこう。
植えたのは、
[大玉トマト]ホーム桃太郎(接木苗)・・・地植え×2
[中玉トマト]シンディスイート(接木苗)・・・プランター×1
[ミニトマト]サントリー 純あま・・・プランター×1
[ナス]千両2号(接木苗)・・・地植え×2
[ピーマン]京波・・・地植え×2
[キュウリ]金星・・・プランター×2
[小玉スイカ]紅小玉(接木苗)・・・地植え×1/プランター×1
以上、計12本。

[大玉トマト]2株ともやたらと葉が多くて、上に伸びるスピードが遅いと思っていたんだが、今日よく見たら、根本近くの脇芽が巨大化して二本仕立てになっていたのだった。よく見てたつもりなのに気づかなかったぜ。脇芽は両方とも根元から伐った。どちらも接ぎ木の台からではなかった。
実の方は両方とも一番がふくらんで、二番、三番と順調に咲いている。トマトーンなし。
なお、今年はトマト専用スパイラル支柱「トマポール」を試してる。いまのところ問題ないみたいだけど、もろに支柱に当たってる房があって、今後が少し心配。うまく避けて実ればいいけど。
あ、雨よけビニール張るのをまた忘れた。すぐにやらなきゃ。

[中玉トマト]とくに問題ないと思う。実もついている。こちらは去年ミニトマトに使った三角枠の支柱。とくにまっすぐにせず、茎が螺旋状に伸びるにまかせてる。あっという間にてっぺんについてしまいそうだから。
プランターは新品だ。底に水が少し溜まる構造の野菜専用だけど、効果のほどはまだわからない。

[ミニトマト]ミニトマトにしては実のつき方が遅いかなと感じるけど、いちおう二番か三番まで咲いて、実も膨らみ始めている。細長い実だ。一番はやたらと花の数が多いけど少し切ろうかどうしようか。
プランターは中玉同様新品。支柱も中玉同様、去年の三角枠。

[ナス]ぱっと見て葉が立派なのが目立つ。2株とも一番果がついたけど片方は成長する前にぽろっと落ちてしまった。まあこれからこれから。雄しべはその後ちゃんと前に出てる。
こないだ支柱を3本ずつ入れた。

[ピーマン]去年の出来過ぎ地獄があるから控えめに2本だけ。1本はこないだの雨で地面に倒れてしまったけど、支柱を入れて茎を起こして、無事に復帰した。
両方とも一番果がつき、片方は大きくなりはじめたので今日採った。葉が少々虫に食われてるのが気になるといえばなる。今日、根元近くの葉と脇芽をきれいに落とした。

[キュウリ]冒頭に書いたとおり、いまのところ順調すぎる出来。地面すれすれから生り始めたから最初の5、6個は摘みとり、そのあとのがもう収穫できてさらにその後もふくらんでる。
水遣りは葉の萎れ具合をよく見て判断することにした。とりあえず敷き藁は入れてある。
ウリハムシがよく来てる。

[小玉スイカ]プランターの方が圧倒的に成長が早い。日照、土質、元肥、どれをとってもプランターのほうが良いのは明らかなんだが、こんなに差がつくとは思わなかった。
プランターの雌花は今のところふたつで、両方とも開花日(4日と5日)の10時前後には授粉してみたけど、受精したのかどうか。カボチャのときは翌日からどんどんふくらんだけど、これはあまり変化がない。ダメなのかも。地植えのほうはまだ花がつかない。
今後は小蔓をどう選んでどう誘引してゆくか、頭を悩ませることになりそう。もうどれが小蔓の先かもわからなくなりはじめてる。

てなことで、アルバムは3週、4週、5週の様子。追肥は4週にやった。


 こうしてみるとメダカ池のヒメスイレンとヒシ、ホテイアオイの成長具合もよくわかる。

2015/05/17


夏野菜2週。

どれも順調に育っている。伸び悩むことも徒長することもない。

ゴールデンウィークは記録的な好天続きで、気温も高めに安定していたのが良かったのだろう。

桃太郎は一本に一番果がついた。もう一本も開花中なのでついてくれると思うけど、しばし様子を見てダメそうならトマトトーンかな。脇芽は適宜摘んでいる。

小玉スイカはそろそろ摘心らしい。気が向いたらやる。

水鉢方面もそれぞれに成育してる。とくにヒシが勢いづいてきた。メダカには極力エサをやらずに自活させているけれど、ジャンボタライのほうはさすがに飢えそうなので日に1回だけは食べさせる。こちらも育ち方を見ながら調整することにした。

▼アルバムは1週(8日目)と2週(14日目)の様子。



そういえば、あちこちで朝顔が双葉を開いている。

やはり今年は種を蒔かなくてもよさそうだ。

2015/05/14


初めての革細工。

エゾシカの革で3本差しのペンケースを作ってみた。

これはなかなかおもしろい。

そして手作りの甲斐がある。とくに費用的な意味で。

欲しかったものが、思ったよりずっと簡単に手に入った。

寸法の採り方がわかったので、さっそくもう一個作った。

こんどは2本差し。これも上手くいった。

このふたつで15cm×30cmの革を1mmも過不足なくきっちり使い切った。

図に乗ってさらに端切れを買ってきた。

次はノートのカバーを作ろうと目論んでいる。

2015/05/10


ひたち国際大道芸、二日目の常陸多賀駅前通りにて。

彼らの芸を見て歩きながら、"大道芸人"という極めて根源的な生き方について、いろいろと考えた。

良い日であった。

2015/05/03


今年の夏野菜を植えた。
気温が十分に上がってからがいいと思ったので、去年より10日遅らせた。
そして去年は自家消費の限界を思い知ったから、品目も少なくして十分なスペースをとった。日当たりをよくし、のびのび育て、手入れもしやすくするのが狙いだ。プランターの置き場所も変えた。

植えたのは

[大玉トマト]ホーム桃太郎(接木苗)・・・地植え×2
[中玉トマト]シンディスイート(接木苗)・・・プランター×1
[ミニトマト]サントリー 純甘・・・プランター×1
[ナス]千両2号(接木苗)・・・地植え×2
[ピーマン]京波・・・地植え×2
[キュウリ]金星・・・プランター×2
[小玉スイカ]紅小玉(接木苗)・・・地植え×1/プランター×1

以上、計12本。

用土は畑もプランターも3月末から耕し、堆肥と化成肥料を施しておいた。畑には腐葉土も入れた。さらに今年はすべての元肥に熔リンを追加した。中小トマトのプランターは新たに野菜用を買ったので、土も新品を入れた。

さてどんな野菜ができるだろう。去年よりよくできるだろうか。楽しみでもあり、まだまだ不安もある。


そして、殖えつづけるヒメダカをなんとかするために、睡蓮鉢をスケールアップした。メダカ方面ではもはや定番の「キングタライ 丸 105L」である。

これを庭にどーんと設置して、ヒメスイレンと稚メダカたちを移した。
何匹いるかわからない。200ぐらいか。

一昨年買った睡蓮鉢は、真冬の凍結で氷の膨張圧に耐え切れず、口の周りがボロボロと割れ落ちてしまい、次の冬は使えそうもない。いまは数匹の稚メダカと今年も芽を出したヒシが入っているが、メダカがもう少し育ったらタライに合流させて、鉢は廃棄する。意外と脆かった。

こうなるともうなんちゃってビオトープであるから、植物が繁茂してからはできるだけ世話をせず、いきものたちの自主性にまかせる方針だ。とりあえずヒメスイレンの根元に潜り込んでいたヤゴはいったん睡蓮鉢に戻したけれど、今年産みに来るトンボはそのままにしようかと思ってる。

植物がヒメスイレンだけでは物足りないし、産卵にも困るだろうからホテイアオイも一株放り込んである。そのうちヒシも殖えるから、外来種vs在来種の戦いも見てみたい。

ともかく、野菜も外メダカも今日が第1日目だ。
日々是観察。忙しい夏が来る。

▼アルバムは今日の様子。

2015/04/25


里川のキジ(23日撮)。

人には到底生み出すことのできない美しさ。見た目だけきれいなものなら造ることができるかもしれないが、命までは無理だ。彼はこの美しさで、しかも生きている。

進化の過程で生み出された形態は、必ず種の保存に役立っているのだというが、これほどまでの意匠がほんとうに必要なのだろうか。

レンズはNikon Ai AF Zoom-Nikkor 75-300mm f/4.5-5.6S。14日にハードオフで買った曇り&カビありのジャンク品だが、軽くクリーニングしただけでまったく問題なく使えている。

これをD300につけ、Ninja Strapで一脚とたすきがけにして自転車に乗ってみた。意外といけるもんだ。

直進ズームは鏡筒が自重で伸びてしまうから、移動中はNikon DirectのオマケでもらったPETボトルカバーをレンズにすっぽりかぶせ、締め上げ用の紐を三脚座に引っ掛けて止めている。見た目と速写性には多少難ありだけど、レンズの保護にもなって具合がいい。

里川はキジだらけといってよいほどキジがいた。繁殖期だからほとんどがカップルだ。オスは大声で鳴くわ見た目は派手だわでやたらと目立つけれど、近くにいるはずのメスがなかなか見つからない。こっそりとオスに忍び寄っているすぐ脇からメスが飛び立つ、なんてことが何度もあった。



この2枚は里川でもっとも近づいて見ることができたつがい。

川と反対側のネギ畑にオスを見つけ、菜の花の茂みに隠れたところに遠回りしてゆっくりと忍び寄り、間近で見た。

すると、メスが急に走り出てきて道を越え、それを追ってオスも隣の畑に消えていった。

じつはこのとき、遠目にオスを発見してすぐ撮った3枚のうち1枚に、メスが寄り添うように写っていた。それに気づいたのは帰宅して写真をチェックしているときだ。現場ではまったく見えていなかった。絶対に近くにメスがいるはずだと思って注意深く探していたのに、あとで目の前に飛び出してくるまで見つけることができなかった。

もしかしたらと思い、別のオスの写真もよく見直したら、この他にも2カット、少し離れたところにメスが写っているのがあった。

キジのオスの極彩色は、ただじぶんが目立つだけではなく、実際には見えているメスをまったく意識させないという強力なカモフラージュ効果を持ち合わせているのだ。すごいことだと思った。

そして今日は、レンズをSIGMA APO 70-300mm F4-5.6D MACROにつけかえて別の川に行った。このレンズは父が遺していったものだ。昔、F801で使っていたらしい。

今日も良い天気で、家を出てすぐの畑からキジのつがいが現れ、里川に比べたら数は少ないものの、上流までの数キロの間に次々とキジたちを見つけることができた。先日90マクロしか持ってなかった日に見つけたつがいも同じ場所にいたし、珍しくメスが単独で歩いているのも見た。


これがうちの近所のキジだ。

3年前、こちらに来て初めてキジを見た場所の隣の畑で、メスと仲良く何かをついばんでいた。

今日はレンズが軽くて短い分、カメラの持ち運びは楽だった。帰りは農産物直売所で買った品物でいっぱいのトートバッグと一緒に背負ったが、まあ何とかなった。

ただこのレンズ、広角側でピントが狂っていてAFでは使えなかった。そしてボケがきれいではない。となると、コンパクトさとNikonにはない300マクロがメリットか。


キジはこちらに気づくと、こちらの動きに合わせて少しずつ離れてゆくから、どうしても横か背後からのカットが多くなる。キジを撮る上での大きな課題がそこにあることがわかってきた。どうにかして正面から撮りたい。

いずれにしろ、うまく近づくことさえできれば、どちらのレンズでもそれなりの写真が撮れる。

GWのあいだにあと数回、キジを撮りに行きたいな。


2015/04/20


TAMRON SP AF 90mm f/2.5(52E)。

四半世紀前のレンズだ。

中玉にカビありのジャンクを格安でゲットし、分解清掃した。

このために買ったカニ目レンチと吸盤オープナーが大活躍した。

すべてのレンズをきれいに磨いて組み上げたら、なんの問題もなく使えた。

じつに素晴らしい。

Nikon D300 + TAMRON SP AF 90mm f/2.5(52E)
AF, AE, ISO 200, F5.6, 1/640s


Nikon D300 + TAMRON SP AF 90mm f/2.5(52E)
MF, AE, ISO 200, F8.0, 1/250s


タムキュー、タムキュー言われる理由がわかったよ。

この夏は楽しくなりそうだ。


2015/04/07


ノスリ。

キリッとこっちを睨んでる。

まだいるとは思わなかったから見つけたときはかなり焦った。

いつもは「こういうときに限ってカメラを持ってない」なんだけど、今日はD300を持ってた。ただし、こういうときに限って、35ミリの単焦点だった。まあそういうもんなんだろうな。

ちなみにノートリミングだとこうだ。


これを上のごとくトリミングしてそこそこ見られるんだから世の中は画素数万歳ってことになるわけだ。たしかに12メガピクセルの恩恵を感じないわけにはいかない。

今日のトップはローズマリーの花になるはずだったけど、ノスリに持ってかれちゃったね。


でもきれいだよ。
ちゃんと見てるからもっと咲いておくれ。


2015/04/06


曇りのち雨の予報から一転、午前中に太陽が出たから今年の桜を急ぎ足で見て回った。

D300のお撮り初めだ。ついでにeyefi mobiも試してみようとiPad miniも持っていった。撮ったそばからモニターできるのはなかなか新鮮な体験だった。


最初に行ったのは瑞竜小学校の瑞桜。

とにかくこれだけは晴れてる間に見たかった。ところが。

いざ着いてみてショックを受けた。校庭で大工事の真っ最中だったんだ。 まさに今、壁を立てているところで、正面はほとんどふさがれていた。 当然、立ち入ることもできない。

仕方ないので坂道側の土手をよじのぼり、フェンスにしがみついて桜を眺めた。

金網の間から望遠レンズを向けている姿は、まるでアブナイ自然保護団体の監視活動みたいに見えたんじゃないだろか。

重要な公共工事なんだろうが、何もこの季節にやらなくても…と思いつつ、瑞竜小をあとにした。


瑞桜でのもやもやを晴らすべく、いっきに北上して外大野のしだれ桜を見に行くことにした。

去年はやや盛りをすぎていたけど、今年はほぼ満開に間に合った。

上から眺める人も多いからなかなか無人の画は撮れないのだけれど、いつまでも待っていると他の桜が見られなくなるから、歩いているおじさんが幹の裏に隠れた瞬間を狙って撮った。

途中、「小生瀬の地蔵桜」という道案内も出ていたけど、先を急ぐので来年の楽しみにとっておくことにした。


外大野のしだれ桜の手前に、見事な紅梅の園があった。斜面の上、風景の中にくっきりとピンクの帯があまりにも鮮やかだったので、歩いて登っていった。

坂の上の農家にいたおばさんに「写真撮らせてもらってもいいですかー」と声をかけたら「うちのじゃないけど、いいよー」と言ってくれたので畑のあぜ道を抜けて、梅を見てきた。


全部で何本植えてあっただろう。よく手入れされた背丈ほどの梅の木が日当たりの良い斜面に整然と並んでいた。桜とはまた違う、とても良い景色だった。


外大野から袋田を通過する頃には空が曇り始めたけれど、とにかく辰ノ口に向かった。親水公園は桜祭り開催中で人も多く、駐車場は満車だった。

横道から辰ノ口橋の下をくぐり、土手からいつもの景色を撮った。ここに来始めて3年。桜も少しずつ大きくなってるようだ。数日のうちにもしも晴れる日があれば、また自転車で来たいと思った。


そしていちばん好きな水神様の桜。

少し葉が出始めていたけど、今年もきれいに咲いていた。こっちから回れば青空バックで撮れただろうけど、まあしょうがない。また来るさ。


たまにはちょっと違う角度から。

モニターで拡大して見ると石段周りの草から妙な立体感が出ている。毎年撮っているけどこんな見え方をしたのは初めてだ。絞りと光線の具合もあるだろうが、画素が多いからディテールが際立ったのかもしれない。

ーーー

今年は天気が合わなくて晴天に満開を桜を見るのが難しかったけど、なんとかワンチャンスにひとまわりできてよかった。

そして初出動のD300。良いカメラだ。とても気に入った。今日はとりあえずただひたすら撮るだけだったけど、これからじっくり使い方を覚える。買ってよかったよ。


さて、次は何を撮りに行こう。

2015/04/05


新しいデジイチ「Nikon D300」が来た記念。

なにこれすごいな。

ISO-AUTOにしたらISO2500だって。

これで撮れないものがあるのかと。

8年も前に発売されたカメラだけど、去年までの愛機D70から考えたら3年分の進歩だからな。

これであと20年ぐらいやっていけそうな気がするよ。

なにしろD70は2004年に新品を買って以来、10年間しっかり働いてくれた。

去年の桜で壊れたときにあきらめたのだけど、昨日久しぶりに出してみたら嘘のように電源が入ったりして驚いた。

でもまたダメになるだろうから、折をみてきちんと修理しようと思ってる。

ありがとうD70、そして、こんにちはD300。

まずは使い方を覚えないとね。

2015/04/04


額田郷・阿弥陀寺の桜を見に行った。

今日は天気が良くなかったので枝垂れ桜は見栄えの良い写真が撮れなかったから、隣接する墓地のはずれで懸命に咲き誇っていた八重桜を。

色彩に乏しい風景のなか、そこだけとても鮮やかだった。




とはいえ、いちおうご本尊も貼っておこう。

あまりにさみしいからPhotoshopで彩度を持ち上げた。

もう葉が出始めていたから、週明けの晴天が見頃だったろうな。

これから数日は曇りと雨が続く予報で、瑞龍小や辰ノ口、外大野にも行けるかどうかちょっと怪しい。

明日届くはずのカメラのテストも兼ねて、ぜひ見に行きたいのだけれど。

そういえば今夜は皆既月食だったのに、夜空の雲が厚くてどこに月があるのかすらわからなかった。

天気は思い通りにならない。


2015/04/03


ヒメダカの稚魚水槽、通称「保育園」。

頂き物の20センチキューブだ。

いちばん大きいグループは2月末に孵化した第一陣で、体長1.5センチぐらい。もうちゃんとしたメダカの姿になってる。

そこに今でも毎日15匹〜多い日には30匹ほど新入生が入る。

過密なんてもんじゃないけど、少なかった頃とは比べ物にならないぐらい全員元気がいい。非常に活発。これだけ入っていても1匹も落ちない。競争が活力になってるんだろな。娘の幼稚園時代を思い出す。

ほんとの産卵時期はまだ先だというのに今からこうじゃ、これからどうしたら良いのだろうと考えつつ、親水槽から産まれたてを掬ってはここに移してる。

庭に大きな水槽を置くしかないかな。

2015/04/02


知人に名物のアーモンドケーキを送るために訪ねた水戸の洋菓子店。

その店先にとてもきれいな花が咲いていた。

桜にそっくりで、むしろ図案的には桜よりも桜らしく見えるのだけれど、桜よりふた回りほど大きく、全体にしっかりくっきりした感じの花。

「アーモンドの花ですよ」と店員さんが教えてくれた。

なるほど、アーモンドケーキで有名な店だからアーモンドの花なのだ。

いいね。というのはこういうときに使うべきだと思った。

いいね。

*千波湖のソメイヨシノは七分咲き。
 この週末が見頃だろう。雨らしいけど。



2015/03/28


今年の家庭菜園の準備を今日から始めた。

昨シーズン、夏野菜終わりでなぜか急に脱力してやる気を失い、冬の間そのまま放置していた庭をいっきに片付けた。

去年とだいたい同じスケジュールでいけばいろいろと参考にできるから、まずは大まかな計画を立て、今週と来週で土を作り、ゴールデンウィークに入る前には第一弾を定植したいかな。

写真は、ほぼ垣根に成長しつつある3年目のローズマリー。
こないだからスイセンの世話を始めた母がつぼみを見つけた。
咲かない株かもしれないと思っていたけれど、大きなほうの株の数本の枝についている。
正直、ちょっとうれしい。

もしやと思い、挿し木のほうも見てみたら、10本のうち2本についていた。
まだ30センチぐらいの株だ。
この2本は親木のほうで蕾がついている枝から採ったものかもしれない。

ちなみに10本のうち1本は枯れてしまった。曲がりを矯正しようとしたあれだ。
もう1本のほうは無事にまっすぐになったけど。

そして秋に枯れたはずの朝倉山椒は、なんと幹が緑色に色づき、よくみると枝先に小さな芽を出している。蘇ったらしい。葉は一枚もないけど、がんばってほしい。

この春はメダカもいるから何かと忙しくなりそうだ。


2015/01/30


アクアリウムの定期水替え。

水は前回と同じく前日から汲み置きした水道水だが、今回は日当りのよい窓際に置いたせいか塩素がすっかり抜けていた。

底床内には食べ残しのエサが多い。微小な粒でしかも底面濾過だから砂利のあいだに吸い込まれ易いのだろう。少し減らそうと思うけど、今度のエサで変わるかもしれないので、しばし様子を見てみる。

コケに覆われてしまったリスノシッポはやはりこの水槽では無理そうなので抜いた。明日から照明を2時間減らして10時間にしてみる。

水替え後、メダカとエビがコケを食べ始めた。
その調子、その調子。


2015/01/29


9日目のヒメダカ。
十分に食べて、全体に張りが出てきた。
体高も少し高くなったようだ。
昨日からエサも小麦粉の入ってないものに変えた。
しっかり体をつくっておくれ。

そしてアクアリウムの新しいお友達。
ミナミヌマエビだ。

ヒメダカと同じショップで昨日買った。
10匹お願いしたら11匹入っていた。
ゆっくり水合わせして、昨夜水槽にお入り願った。

ショップの水温は25℃だったのに、うちに来たら12℃まで下がったもんだからウィローモスの下に集まってじっとしてる。
少し苔を食べてもらおうと思ったけどこれじゃダメだな。
春までは仕方ない。せっせとじぶんで取ろう。

pHはショップの飼育水が6.0以下、うちの水槽は7.0だった。

これは昨日、つまりメダカ投入から8日目の様子。
照明時間を長くしたせいもあるのだろうけど、コケが着々と増えている。
明日が定期水替えなので、できるかぎりきれいにする。

流木に巻いた南米ウィローモスは前回水替え(23日)の翌日に入れた。
買ったのは…たしかJHだったと思う。

JHでは冷凍赤虫も買ったのだけど、どうもいったん溶けた形跡があり、あまり良いものではなかった。そのせいかどうか、メダカにもあまり人気がなかった。

あとは小さめのドジョウが入ればとりあえず完成か。
田んぼの水が入るのを待つべきだろうな。



2015/01/20

新しいお友だち。
まさかのヒメダカだ。

もともとこのアクアリウムは「居間にかわいらしい熱帯魚と水草でも……」という話から始まったのだけれど、実際に水槽を設置してからあらためて「メダカがいいねえ」ということになった。

正直、ありがたかった。
今回は家族のためにやることだから、日淡は諦めていたんだ。
そこにメダカときたもんだ。心の中でガッツポーズが出た。

こうなったら早い方がいいと、さっそく今日、買いに行った。

一昨年、庭に睡蓮鉢を置いたときは、ボウフラ対策で地元のクロメダカを入れたいと思っていた。ところが玉網を手に近隣のどこを探してもメダカが見つからない。こんな田舎なんだからそこらで簡単に見つかるだろうと思ったのが大きな間違いだった。

しかも近年はクロメダカの研究が進んで、15年前とは比べ物にならないほど分類が細かくなり、生息地保護の意識も高まっている。だからだろう、ショップの店頭にもクロメダカがいない。値札が残っている水槽もあったが、中には何もいなかった。

何軒も見て回り、ある店で聞いてみたら「そうなんです。問屋さんから入ってこないんです」と言っていた。意外だったが、これはとても良いことだ。「クロメダカならどこの池や川に放しても良い」が間違いだとわかれば、あえて飼う人もいなくなるだろう。むしろそうなってよかったと思った。

なので、睡蓮鉢には用水路で獲ったタモロコとドジョウに入ってもらった。

しかし今回は最初からヒメダカと決めていた。
家族も「赤いのがいい」と言うし、完全なる観賞魚として飼いきるのだから、ヒメダカこそが正しい選択なのだ。

ヒメダカならどこでも売っているけれど、できるだけ体格が良く元気なのが欲しかったから、何軒か見比べるつもりで、まず最初に熱帯魚専門店に行ったら、ぴんぴんしたのがいたので即決した。

1匹30円、10匹で200円だった。税込みで。

エサメダカは「オス・メスのご要望には応じません」が普通だから、ざっと掬ってもらったところで「まあ10匹もいれば、たぶんオスメス入ってますよね…」と何気なくつぶやいたら、わざわざ1匹ずつ雌雄見分けて掬い直してくれた。なんだか申し訳なかったけど、とてもうれしかった。

というわけで、いよいよ目に見えて動く生き物が入ったアクアリウム。
昼間の水温は16℃、夜間は13℃前後。pH7.0〜7.5で安定している。
白濁も徐々にとれてきた。あと数日で消えるだろう。

我が家にやってきたヒメダカたちには、この新しい環境で元気に殖えてもらいたいと思ってる。






・・・古い水槽もきれいに磨いてあるから、どんどん産卵しておくれ。

2015/01/17


大磯砂だけの水槽で水を回し始めて中三日。

無加温状態での水温と水質の変化を観察してきたが、だいたい把握できたので、2/3の水替えをし、先日採取してきた流木と石組みを設置して、今日買ってきた水草を植えた。

最後に、庭の睡蓮鉢の底にたまった泥をひとすくいふりかけて、水中に命を吹き込んだ。

その瞬間、この小さな閉鎖水系=アクアリウムの生命に対する責任が生じた。

今日からLED照明も使用する。タイマーで定時ON/OFF。当面は10時間点灯する。

底面濾過とエアレーションの分岐はこれまでどおりだが、エアストーン側はとりあえずのゴミ取り用に水作スリムエイトミニにつけかえた。

ヒーターはまだ入れていない。今後もここに入る魚が必要としない限り加温はしない。設置してから今日までの最低水温は12℃前後だ。

pHは7.0〜7.5の間。試験紙なのでそれ以上正確にはわからない。

今日が第1日目。半年後、どんな水槽になっているだろう。

2015/01/13


居間にアクアリウム設置。

こうして新しい水槽の前に立つのはじつに十余年ぶりだ。
感慨が深すぎてなかなか言い表せないものがある。

思うように釣りにも行けない日々の空洞を、この小さな四角い水辺が埋めてくれることを願い、これからこつこつと築き上げていこうと思っている。

とりあえず今日が0日目。
まだ生き物はいない。