2014/11/15

おニューのリール。
アジング用に先月買った「ダイワ レブロスMX 1003」だ。

長年愛用の名器・マイコンも、さすがに現代の釣法には向いてなくてライントラブルが多いし、これ以上海で使って傷めるのはもったいないから、思い切って新調したのだ。
じつにお手頃で、よくできてる。デザインも落ち着いていて気に入った。

ラインはサンラインのメバル・アジング用ロングキャスト対応フロロカーボン「スモールゲームFC」にした。PEかエステルを使ってみようかと少し迷ったけど、もうしばらくはフロロでやってみるかと。

番手は現状の3lb.からひとつ落として2.5lb.に。150m全部巻いて満タンになった。若干巻き過ぎてる気もするけど、何回か使えば減るからまあいいでしょ。

ラインを巻いたあとの重さは220gで、マイコンより少しだけ重い。ほんとはもう少し重くても良いのだけれど、今日日のリールはみんな軽いからね。

で、いつ行くの?

うーむ。いつになるだろう。

2014/11/06


コマセカゴの自作 Part.2 だ。(ちなみに Part.1はこれ。自作というか単なる改造。)

今回のはすごいぞ。
なにがすごいって、釣具でもなんでもない商品から、まさにこれしかない、という素材を見つけ出してきたところがすごい。

できあがりをこうして見ると、最初からこういう製品だったんじゃないかとすら思えるほどしっくり来ているけれども、カゴ部分の素材はなんと「○○○○○○」なのだ。

って、出し惜しみするようなもんじゃないけどさ。

実釣してみてほんとに使えるかどうか試してみないことにはね。
種明かしはそれからだ。

ともかく、今回の開発経緯とコンセプトはこうだ。

足下にアジの群れが回ってこなくなったので、投げサビキで沖目を狙うために定番のロケットカゴを用意したが、そのままでは使いにくいのでステンレス線とオモリを入れて天秤化した。

ロケットカゴはその構造上コマセを詰めるのが非常に面倒で、釣りをしてるうちにだんだん嫌になってきた。

それを前回初めての釣り場で次々と寝掛かりさせて全部ロストした。

ちょうどいい機会だから、使いやすいものを自分で作ろう。

制作にあたっての条件は…

1)コマセが詰めやすく、手が汚れないこと。

2)容量が大きく、コマセがたっぷり入り、じゃんじゃん出ること。

3)遠投しても、タナが深くても、コマセが途中でばらけないこと。

4)上カゴ、下カゴ、天秤、どの釣法にも対応でき、サイズのバリエーションを作れること。

5)軽くて丈夫なこと。

6)巻き上げ時に水の抵抗が少ないこと。

7)構造がシンプルで、素材が安価で容易に入手でき、制作が簡単なこと。

8)見目麗しきこと。

と、まあかなり欲張りだが、これが実現できないなら自作する意味がない。

ともかく素材探しを始めたところ、じつに意外な場所で意外な素材を発見し、いっきに完成形が見える。

細部の追い込みと追加の素材集めに数日を費やす。

めでたく完成。

というわけだ。
構想開始から完成までちょうど一週間だな。

実使用前ではあるけれども、現段階での満足度は90%以上といって良い。
上に挙げた条件をすべてクリアしてる。
これで釣れれば100点満点だ。

そうだ、名前はどうしよう。
「カプセル」とか「コクーン」とか、見た目からはそんな感じだな。
とりあえず「コマセカプセル 1.0(仮)」でいいや。
あとは使い勝手と釣れ具合によってスーパーでもハイパーでもなんでもつけてやる。

ちなみに材料費を単純計算すると、1個あたり390.75円となる。

このうち、トップとボトムのパーツをとったロケットカゴの代金が272.25円で最も大きい割合を占めている。結果的にニコイチ(ふたつからひとつのものを作る)をやってるからちょうど2個分の費用がかかってしまうわけだが、これ以上ばっちり合うパーツは探せないと思うので致し方ない。

あえていうなら、ボトムにフィットする形状のオモリをとるためだけにバラしたダイソーのコマセカゴをやめて、普通の丸オモリを使用すればもう30円ぐらい安くできると思う。そうしたところで機能、形状にはなんの影響もないし、重さのバリエーションも簡単に増やせる。

今回制作した分が内蔵しているウェイトは約7号で、完成品の重量は39gだ。つまり約10号の負荷となる。当然、ウェイトを変えれば軽いものも重いものも作れるので、実際の使い勝手をみながらさらに考えようと思う。

ウェイト内蔵部の様子をアップにするとこんな感じだ。



ふむ。
こう見ると、やはりぴったりとフィットするオモリがいいな。
ま、いいや。また考えよう。

さてさて、次はいつ行けるか。
今接近中の台風20号の後かな。

2014/10/30


アジングのはずだったのにメバリング。
昼間のうちにロケハンして、夜になってからあらためて行ったひたちなかの初めての釣り場だ。
夜中はぶっ込みと投げサビキ、明るくなる頃からちょっとだけアジングを試した。
ぶっ込みはどこに投げてもことごとく強烈な根がかりでまったく釣りにならなかった。

結果は投げサビキのアジ2と、アジングならぬメバリングでの子メバル多数。
だけどメバルはワンキャスト・ワンバイト状態でとても楽しかった。
キャッチ&リリースを繰り返してるうちに思わず笑い声が出たよ。
アジングでアジがまったく釣れないから、メバルが同情して構ってくれたんだろう。
遊んでくれてありがとう。
またね。



貴重なアジはアジフライでいただきました。
美味しかったです。ごちそうさま。

2014/10/16


本日の工作は「掌サイズに折り畳める夜釣り用投光器」だ。
先日の自転車ライトのゴムバンド紛失をきっかけに、前から考えていたことを実行に移すことにしたんだ。

で、実際に作ってみたら、これまでなんとなく思い描いていたモノを遥かに凌駕する作品ができあがった。ここ最近の工作のなかでも最高の仕上がりだ。どうにも自画自賛せずにはいられない。

じつは、パーツを決めずに行ったホームセンターの店内で、はじめはまったく違う方法を考えていた。そして金物の曲げ板やらなんやら集めてみたんだが、どうも今ひとつ納得がいかなかった。それはどう考えてもダサかったんだ。

そのとき、何かが降りて来て「イレクター売り場を見ろ」と言った。気がする。
その内なる声に従い、あらためてイレクターのパーツを端から見ていたら、急にぐいぐいと閃いて、一気に最終型が見えた。もう迷わなかった。

会計をしたら、全部で817円だった。

でも新たに買ったキャップボルトより家にあった皿ネジのほうがぴったりだったりしたから、使ったものだけちゃんと計算すると税別で491円だ。税込みでも531円。じつに素晴らしい。

玉網の柄に取り付けるボルトがインチサイズだったから、それだけは買い直さなければならないけれど、あとは完璧。これで念願の「360度自由な首振り」が実現できた。それもこの上なくエレガントな形で。

本体がここまで良くできると、柄の自立スタンド化や専用ウェイトについても突き詰めたくなってくる。荷物を極力増やさず費用もかけず、強さと美しさと実用性を兼ね備えたモノが作れるだろうか。

さらなるチャレンジは続く。たぶん。

▼アルバムは今日現在自分史上最高の作品を様々な角度から。




※ここんとこ工作づいてるので d.i.y. タグを追加した。

ーーー【翌日追記】ーーー

昨日はボルトサイズが違っていて仕上げられなかった玉網の柄とのジョイント部分。今日、JHでインチサイズのボルトを買ってきて完成させた。
バッチグーである。


費用は、M12/30mmが98円だったのに対し、1/2インチ/25mmは180円(高っ)、ナットが90円で、都合172円のアップとなった。税込みで。

そしてJHはJYよりイレクターのパーツが安かったからジョイントパーツを数個と45cmのパイプを買った。 あと、前から買おうと思ってたアウトドア用の水ウェイトも。

ともかく投光器本体は完成したので、今は立て方の試行錯誤を繰り返してる。
なんとなく、カタチが見えてきた。


2014/10/15


クーラーボックスのロッドホルダーを自作した。
といっても、既成の市販パーツをビス止めしただけだ。
総制作費は150円(税別)。
じつに上出来である。

使用したのは、以前から目を付けていたヤザキのイレクターのプラスチックパーツ。

[上]ジョイント J-102B (BL) x 1個
[下]ジョイント J-102A (BL) x 1個

ホームセンターで各75円(税別)だった。
それを長さ16mmのタッピングビス(費用外)で固定した。ビスはもちろんステンレスだ。

イレクターのパイプ径は28mmなので、グリップがそれより細いロッドならなんでも立てられる。

下側102Aの深さがちょっと浅いかと思ったけど、実際に立ててみてまったく問題ないとわかった。もしも浅すぎたら102Bを重ねて深さを稼ぐつもりだったんだ。

エサ釣りならたいてい三脚を立ててるけどアジングではそれがないので、ちょっと竿を休めるのに便利だ。暗闇で竿先を踏んずけたり直置きしてリールを傷つける心配もなくなる。

ーーー

11日〜12日にかけてのアジングデビュー戦はまさかの完封負けを喫した。
でも、新しい釣り場を覚えたり、いろいろと収穫もあった。

ちなみに今日、アジばさみも買った。
「アジばさみがないから釣れないんだ」というわけのわからない言い訳はもう通用しない。

さて、次はいつ行けるかな。







2014/10/07


アジング用のジグヘッドケースを作った。
ベースはリングスターの「ドリームマスター ミニマム DM-750F」。
ジグヘッドやシンカーなんかと一緒に水戸で買った。260円。
ウレタンフォームは鯉用のリグケースを作ったときの残りなので0円。

スリットの間隔は、店頭で34のケースなども触ってみた上であえて広めの10mmにしてみたけど、実際にジグをセットしたらやっぱりもっと狭くても良さそうだ。
もしもこれで足りなくなって次を作るときは7mmにしよう。
そうすると7列→10列に増える。
ジグヘッドは4〜5本入りが多いから10列だと好都合だ。

それから、fimo - fisherman's mountain - という海のルアー釣り専用コミュニティサイトにアカウントを作った。
地元のアジング情報を追っかけてあちこち見ていたらここに先駆者が大勢いたから。
ブログスペースもあるので今後の釣果など気が向いたらそっちに書こうかと思う。
ROMで終わるかもしれないけど。

これでアジングの準備は整った。よな。たぶん。
あと足りないものは、アジばさみ。
やっぱあれがないとな。
でもたかがプラスチックのトングなのに高いんだ。

ふと、写真用の竹ピンや木製のアイストングが脳裏に浮かんだ。
ああしてこうして。ふむふむ。雰囲気良さげじゃないか。
考えてみようかな。

てかもうメゴチばさみでいんじゃね?

2014/10/04


ライジャケ。
WATER ROCKS ショートライフベストのレッド。
今日、大甕のJ釣具店で買った。税別6,480円。

以前使っていたのよりだいぶ現代的なデザインで、造りも悪くない。
知らないメーカーだったが、帰って調べたら上級ブランドもあるちゃんとした会社だったのでなるほどと思った。

アジングをきっかけに夜のルアーを再開するとなるとあちこち歩き回らなければならない。
足場が良くて明るい埠頭にイスとテーブルをセットしてどーん、なんてわけにはいかないのだ。
となると、準備すべきはライフベストだ。
転ばぬ先の杖である。落ちてからでは遅い。よーくわかってる。
それに冬場はなにげにあったかいしな。
次回からちゃんと着よう。

ついでにPEも切れるハサミとマイコン用のスプールバンドを買い、店員氏にアジングのポイントを教えてもらったので、昨日買ったロッドの試し振りに行ってきた。

そこは、いつもやってる場所の対岸だった。
なるほど釣り人が何人もいて、何本か竿を出していた人に話を聞いたら今日は五目だそうな。
ハゼ、カレイ、アナゴ、セイゴ、サッパ、あとなんだっけ。
そこそこ釣れて退屈してないムードだった。

その少し上流で、ピンウィールを試してみた。
いい感じだ。思ったより素直で楽に扱える。やはり専用竿は感度が違う。
「1.5gでは重すぎる」という感覚がとてもよくわかった。

リールとジグをセットして振ってみると重心はやはりほんの少しだけ、厳密には指半本分、前だった。飛距離や方向にはほとんど影響ないけど、降り続けていたら疲れるかもしれないな。ロッドが長いし、風があったらなおさらだ。

ともかくしばらくはこのまま使ってみることにして、ひたすらキャストの練習を繰り返した。風はさほど気にならなかったが河口だけに流れがあり、しかも思ったより底に障害物が多く、あっちに引かれこっちに取られしながら、ようやく底をかわして水中を通してくる感覚がつかめた。

小一時間した頃か、ゲイプの開きを直そうとしたらフックが折れ、ついでに道糸の絡みを伸ばした拍子にプチッと切れたのであっさり納竿。その後は、いつの間にか5〜6人集まっていた先輩アジンガーたちの釣りを見学させてもらった。

そしてついに、アジングでアジが釣れるのをこの目で見た。
ちょうど20センチぐらいの、体高があるアジだった。
なるほど、アジはちゃんといるんだ。アジングで釣れるんだ。へえええ。

15分ぐらいかな、見物してる間はそれ1尾だけだったけど、やはり目の前で釣れると気持ちが違う。やる気にもなるし考えもまとまってくる。来るべきアジング・ナイトゲーム本番に向けて最終準備に励もうと思った。

今日見た中では、みんなやってたクーラーボックスロッド立てが便利そうだなと思ったけど、まずはフックの補充とアジばさみだ。

史上最大などと言われている台風18号が早く去りますように。

*やる気になってきたので記事のラベルに「ajing」を追加した。

2014/10/03


アジングロッドを買った。
PALMS ELUA Pinwheel PASS-81 [Ajing Custom]
8ft.1in. / 2pc. / 99g / Lure Wt. 0.5-7g / Line 2-5lb.test PE 0.2-0.4号。
一年以上考えた末の買い物だ。

Pinwheel - PALMS ELUA | Angler's Republic
http://www.palms.co.jp/rod/palms-elua/pinwheel/

月下美人あたりの新品を買うつもりで行ったのだけど、中古売り場にアジングロッドがたくさん並んでいたのでとりあえずチェックした。そしたら昨日WEBでも見たパームスのピンウィールのアジングモデルがあったではないか。なので迷わずこれに決めた。

とくに傷もない美品に定価の半額がついていたからカタ落ちモデルだろうと思いつつ、買って帰って調べたらバリバリの現行品だった。ラッキー。

先日からあれこれ手に取って振ってみたなかでは、固すぎることも柔らかすぎることもない、穏やかな調子に感じた。もう少しティップ寄りのアクションを考えていたけれども全体としてみればこれで十分だ。

穂先ソリッドのうえにリールがまた超軽量だから若干先重り気味なのは慣れるしかないだろう。どうしてもバランスが合わなければバットエンドにウェイト載せるし。

8.1ft.のレングスはモデル最長だが、振ってみてとくに長すぎる気はしない。6ft.や6.5ft.でやはり短かすぎると思ったのだからこのぐらいで良いのだ。
それに昔からアングラーズリパブリック、とくにパームスが好きなんだ。

以前持っていたロッドやグッズ、なかでも非常にできの良かった数々のバッグ類は残念ながらこちらに来る前にすべて処分してしまったけれど、できれば持っていたかった。量が多すぎたんだよな。

一時期サイトで連載してたPOPな美少女キャラクター漫画、なんてったっけ。昨日から思い出そうとしてるんだけど思い出せない。あれは可愛くておもしろかった。HDDのどれかに全部落としてあるはずなんだけどな。今度探してみよう。
ラインはフロロの3lb.にした。
DAIWAの月下美人。特価だったから。
これからマイコンのラインを巻き替える。

(※巻き替え完了。150m全部巻いてちょうどぴったり。下巻きなかったらアウトだ。で、この釣りにおけるショックリーダーの必要性をあまり理解しないままとりあえず8lb.のバリバススーパートラウトアドバンスをひと尋分直結しといた。釣ってみてフロロのほうがよければあとで変える。)
あと、PROXのフィッシュグリップも買った。フィッシュキャッチャーmini。

これはアジングとさほど関係ないけど昨日あれこれ見ているうちに欲しくなったから。

デザインも良いし、なかなかの手触りだ。これが活躍する日が待ち遠しい。

ともかくこれでようやくアジングゲーム参戦の準備が整った。
いつ行くか。現在接近中の台風18号が過ぎてからだ。
来週半ばの大潮後かな。

2014/09/23


秋分の日。
父の墓がある神社のみたままつりに参列し、帰りに笠間稲荷神社に寄った。
参道に軒を構える神具商の店先に並ぶ、狐、狐、狐。
お稲荷様だからキツネである。

帰りの笠間街道で、タヌキが轢かれているのをみた。かわいそうだった。
誰かが端に寄せてくれたのかクルマに弾き飛ばされてのことかわからないが、つい先までタヌキだった毛皮の塊は頭をこちらに向けて路肩に転がっていた。

ふと、キツネもタヌキも昔から日本人にはなじみの深い動物なのに、なぜキツネのほうが神様の使いとして稲荷神社に祀られることになったのか気になった。

"宇迦之御魂神の別名に御饌津神(みけつのかみ)があるが、狐の古名は「けつ」で、そこから「みけつのかみ」に「三狐神」と当て字したのが発端と考えられ、やがて狐は稲荷神の使い、あるいは眷属に収まった。" - wikipedia より

なるほど。音なんだ。
姿形や生態ではなく、呼び名の問題か。

日本語は音と訓を縦横無尽に使い分けるが、神道ではとくに音を大切にするということは、奇しくもかつて笠間稲荷の塙宮司に教えていただいた。
今から22年ほど前、宮司はぼくが企画書に"SPACE"の意味で書いた"間"という文字を指して、「考え方はおもしろいけれど、神道では"マ"という音は好みません。"魔"に通ずるからです」と話されたのだ。言霊が現代の日常に活きていることを思い知らされた瞬間だった。

もしもタヌキが「けつ」と呼ばれていたら、神具商の店先にはタヌキが並んでいただろうか。そもそも動物の呼び名はどのように定まってきたのか。

いま、アタマの中ではBob Dylanの"Man Gave Names To All The Animals"が流れている。書き始めたときには考えもしなかった展開だ。

今夜は久しぶりに"Slow Train Coming"を聴こう。

2014/09/22


今年も満開の彼岸花に囲まれた水府のお地蔵さん。

この一角だけが周囲から浮き立って、他とは違う空気が漂っている。

巨木の足下には特別な時間が流れているのかもしれないな。

2014/09/21


サタデーナイト@第5埠頭。
サビキアジの季節も終わりかな。

とにかく寒かった。
深夜1時、このままじゃ夜明け前の寒さに耐えられないと思ったから、道具もそのままにダッシュで帰宅して完全防寒仕様に着替えて釣り場に戻った。
ついこないだまで半袖だったのにな。
オモリを回収するたびに掌に暖かかさが伝わってきた。
水温のほうがずっと高かったんだろう。

ぶっ込みは坊主。
いちど思いっきりドラグが鳴ってラインが出たけど、気合いを入れて合わせてみたら空振りだった。流れゴミでもひっかかったんだろうか。
カレイ用に作ってみた新しい仕掛けは大きな課題がみつかった。
ひどく絡まって上がってくることが何度もあったんだ。
アイデアはよかったんだけどな。
改良案を考えよう。

頭上には天の川。カシオペアにオリオン座。流星も光っていた。
日出前には細い三日月がのぼり、朝焼けがきれいだった。

とりあえずこの2尾はお刺身でいただきました。
小さいのにけっこう脂が乗っていた。
上の奴は釣ったときに丸々太ってるのがわかったもんな。
美味しかったよ。ごちそうさま。

さて、次の釣りはどうしよう。


2014/09/18


樹にとまるニホンアマガエル。

久しぶりに会心のiPhoneフォト。撮影日は9/4。
穴の奥にいるところを撮ろうとしたらこちらに気づいて這い出てきて、すぐにどこかに行ってしまった。

うちの庭もそうだけど、暮らしのなかにカエルがいることの正しさを日々感じている。いや、カエルがいるなかに暮らすことの正しさか。そう思うべきだ。彼らと我らは完全に同じ環境に生きており、彼らのほうがはるかに昔からここにいたに違いないのだから。

2014/09/10


9/8(月)の十五夜、第5埠頭にて。
晴れれば中秋の名月のはずだったが、沖を台風14号がゆっくりと北上している最中で、生憎の荒れ模様。釣りのほうも厳しかった。

夜9時半に出発、大洗の餌屋まで行って戻って10時半にまずは久慈漁港。昼間初めて下見した外側堤防の赤灯台まで行ってみた。先行者がいたので灯台につながる一段低くなったところに釣り座を構えた。ぶっ込み2本を投げ終えたのが11時半頃だったかな。

初めての場所で底の様子もわからなかったけど、とりあえずサビキも出してぼちぼちと釣ってみた。堤防に上がるとき、テトラが切れてるところで投げサビキをしていた人に聞いたらアジが釣れてますよとのことなので、ちょっと期待してた。昼間見にきたときもそこでアジが釣れていた。

が、何も来ない。

風は追い風だが強風だ。波も立っている。よろしくない。
1時間経っても気配がないので先行者が帰った周囲も探り歩いてみた。
そして気がついた。
堤防周りは底が非常に浅いのだ。盲点だった。沖堤の内側とはいえ一部は外海に面しているわけだし、すぐ目の前を船が通るわけだから、どん深を想像していたのだ。それがぜんぜん違った。下見にきたときも満潮だったし気がつかなかった。

数分悩んで、移動を決めた。荷運びが面倒だけど、ここにいるよりマシだ。
竿3本を仕掛けつきのまま仕舞って放り込み、1時前に漁港を後にした。
行き先は第5埠頭。この時間、他に2人しかいなかった。
強い向かい風だったが贅沢言ってられる状況じゃないのでさっさと竿を出した。

しかし、何も来ない。

巻き替えたばかりのPEで底の様子がよくわかるのがおもしろくて退屈はしなかったけど、なんせ釣れない。とうとう4本目に投げサビキも出すことにした。こないだ改造したロケットカゴの出番だ。リールもラインも電気浮子もすべておニューである。ほんとはこんな日に使いたくなかったんだが。

で、どうだったかというと、これがまた非常に芳しくなかった。
3投目か4投目に「ぶちっ」と嫌な感触があって、自由を得た浮子から下のすべてが闇の彼方に飛んでいってしまった。もしや竿先に絡んで切れたかと点検したら、トップガイドも抜けていた。ショックである。遠くの波間にぽつんと光るおニューの電気浮子を取り戻したかったけれども、風で遠ざかってゆくばかり。あーあ。

痛手は大きいけれども仕方ない。もうすぐ朝マズメ、くよくよしてる暇はないので気を取り直して残った3本に集中することにした。

アナゴポイントに入れておいたぶっ込みに反応があったのは3時過ぎだったか。
ちびアナゴが来た。ようやくである。小さいけれども本命である。うれしかった。
リリースできればと思ったが、フックを奥まで飲み込んでいたので、ありがたくキープした。

そして朝マズメ。ようやくサビキにアジがきた。続けて2尾きた。少しあけて3尾目がきた。次が最後だった。結局アジ4尾のみで納竿。

じつは朝マズメ直前に浮子止めがゆるいことに気がついた。しばらく釣っていると浮子が寝るからおかしいなと思いよくよく見たら、ほとんど効いてなかった。タナがわからないので上げたり下げたりを繰り返したせいもあるだろう。明るくなりはじめたところだったので慌てて先を切って浮子止めをつけかえたんだが、貴重な時間をロスした感は否めない。

昼間は下見と称して半日歩き回ってアジングしてたし(サッパが釣れた)、前夜からのオールに加え、強風と肌寒さで体力と判断力が低下していた。そこに精神的な打撃が加わり、帰宅したらへとへとだった。

そんなハードな一夜ではあったけれども、とにかく釣りがしたかった思いはかなえられたし、とりあえずのおかずは確保できたので満足だ。


というわけで晩ご飯は小アジフライとちびアナゴの天ぷら。
小アジばかり釣っているおかげで、小魚を捌くのはだいぶ上手になった。
次回はもっと大きな魚を捌きたい。

おっと、大事な特筆事項を忘れていた。虫餌用のまぶし粉【ホタテっ粉】の威力はんぱない。声を大にして言いたい。なんで今まで使わなかったんだろう。イソメを使う以上、これだけはもう絶対に手放せない。マジで便利だ。ほんとにすげえよ。

ーーー

一夜明けて今日、病院の待ち時間に水戸キャスまでいってトップガイドとPE力糸を買ってきた。
ガイドはバラ売りしてないのでFUJIの『穂先救急隊』なるホットグルーつき異サイズ3個入りのリペアキットにした。450円。力糸はゴーセンの2〜6号テーパータイプで2本入り1800円。これでもいちばん安いやつだ。ぶっ込みを投げている最中に人差し指が切れそうになり力糸の必要性を痛感したのだ。さっそくセットしておいた。

さて、次はいつだ。

▼アルバムは久慈漁港外側堤防の様子。

2014/08/25


今シーズン6回目の釣りは朝マズメオンリーのアジ専。
結果はアジ13、サバ2、タナゴ1とまあまあだった。
他にかわいいメバルとサッパも来たけど海にお帰りいただいた。

広島で大災害を引き起こした雨がまだくすぶっていて天候が安定しないここ数日。いつ降るかわからないので出ようかどうしようかギリギリまで迷った挙げ句、やっぱり行くことに決めたのは夜中だった。

日立港の餌屋は7時に閉まっているから、24時間やってる大洗まで行ってコマセとサビキのストックと小物を買い、R254で日立にとんぼ返り。第5埠頭を覗いてから久々に久慈港に行ってみたらほとんど人がいなくて良い場所が空いていたので竿を出した。それが3時半頃。

新月の暗夜にべたべたの凪。潮は澄んでいた。
糸を持って浮子ゴムを動かしてるさなかにピクピクと子メバルがかかってきて笑ってしまった。

満潮は3:23、日出は5:03だ。アジは日出まで出ないだろうとのんびり構えていたら意外に早く1尾かかってきた。けれども4時すぎに漁船が動きだし、港内が慌ただしくなってきたので意を決して河岸を変えることに。荷物をバッカンに放り込み、竿に仕掛けをぶら下げたまま移動して、10分後には埠頭で釣りを再開した。

時合は5時から5時20分。あっという間に過ぎた。
入れ食いは5連発ぐらいかな。一荷もあった。

すっかり明るくなった5時半過ぎにコマセも尽き、そろそろ仕舞おうと思ったところでサバ2連発に最後がアジでお開き。

サバとアジの大きいほうはオリーブオイルで焼き、作り置きのラタトゥイユをかけて食べた。残りのアジは大量のピーマンとともに南蛮漬け。タナゴは唐揚げで食べちゃった。

今回はタナが難しかった。底から始めたら上のほうに掛かったので浮子下を詰めたらすぐにサッパが来てしまい、次のアジは下のほうに来たからまた下げて……と上げ下げを繰り返した。時合はひと尋半ぐらいで連チャンし、最後はかなり上でサバとラストのアジを釣った。

コマセは解凍時間がないので溶けているパックを買った。16切ぐらいの量で490円。ちと高いけど簡単でいいわな。前回の感想ふまえてバラ撒きをしなかったので量はちょうど良かった。がんがん撒いたらもっと釣れたかというと、どうだろうな、周りはほとんど釣れてなかったし、やっぱりたいして変わんないんじゃないか。

てなところで。

次はじっくり夜釣りをやりたいな。にょろにょろした奴を釣りたい。

*8月に入って雨だお盆だ墓参りだなんだかんだと言い訳しながら野菜の手入れと記録をサボっているから次回まとめて書く。もう夏野菜はほとんど終わりで、残っているのはピーマンとパプリカと切り戻したナスぐらいだけど。

2014/08/12

アジ大漁。
ざっと数えて30ちょい。だと思う。 
満足満足。

詳しくはあとで書く。

あー、おもしろかった。

ーーーーー

ミ☆ ミ☆ ミ☆ ミ☆ (←ペルセウス座流星群)

てなわけで夕方、アジを捌いた。

20センチクラスは5尾。アジフライ。
今日はきれいに揚がった。まあこれだけやってれば上手くもなるわな。

15センチクラスは17尾とサッパが5尾。
こちらはみなさん南蛮漬けに。揚げ姿の良い2尾だけ唐揚げで食べた。うかまった。

ということで合計で27だ。30いかなかったな。
アジだけだと22か。そんなに数は出てなかったんだ。
これでも時合は入れ食いで忙しかったけどな。

今回の条件をおさらいしておくと、
 
・台風通過直後
・スーパームーン翌日の大潮
・満潮 4:12
・日出 4:53
・晴れ時々曇り
・風は北東、微風〜弱風。
・気温は25℃いってない。しっとりかつさわやかな夜。
・水温は測ってないけど普通。
・潮は最初かなり濁っており明け方にはやや澄んできた。
・出発 22:08
・開始 23:15
・納竿 06:00
・帰宅 06:55
・ペルセウス座流星群のピーク

なとこかな。

エサを買いに行ったとき(20:00)に埠頭の様子を見たら、海に魚っ気が満ちていたので相当いけると思い、朝マズメだけの予定を変更して夜中に出た。
だが実際に投げ竿を出してみると釣りはじめから気配なし。なにかモゾモゾしているのはわかるんだけど、どうせカニかヒトデだろうと思っていた。エサはいつもの紅イソメ。やや細め。

深夜1時。明るい月を振り返りながらのんびりとしているところに来たのがホシザメ。ホシザメはあとでもう1匹来た。エサ交換のたびにハリスがあり得ないほどよじれているから、アナゴがローリングしてるんじゃないかと期待したけど、投げは結局サメしか来なかった。

2時か3時頃かな、潮が澄んできてシラス的な小魚が灯りに集まりだしたのでサビキを出してみたら時間をおいて2尾釣れた。投げはさっぱりだけどアジの顔を見て期待が高まった。

そして朝マズメ。4時頃からサビキに集中して、釣れだしたのは4時半を過ぎてから。時合は5時を挟んだ30〜40分ほどだった。

釣りはじめはいつもどおり1尋で。そのうち、仕掛けがなじむ前にサッパが食い上げてくるようになったのでタナをぐっと下げたところ、ずばりアジの層に当たった。そこからずっと入れ食い。待望の2匹がけも二回か三回あった。たまにひと流しアタリがないときは、きまってタナがずれていた。ガイドに当たって浮子止めが動いてしまうことがあるんだ。あれは今後も注意したい。

隣もその向こうもぽつりぽつりとしか釣れないなか、ひとりで釣りまくりだ。釣り場で俺だけ状態ほど気持ちのいいものはないやね。朝マズメ前にやってきてすぐ隣に入ったおっさんは1匹しか釣れないまま早々に竿を畳んで帰ってしまった。いい時間を狙って来て慣れた口ぶりで「どーですかあ」なんて聞くから相当慣れてる人かと思ったら下手なんだもの。バチャンボチャンうるさいったらなかった。

陽が上り、片付け終わって帰ろうとしたら「タナはどのぐらいですか」と聞かれたので「深いですよ、底のほう。でも朝夕以外はほとんどねぇ…」と答えておいた。ほんと、朝夕のマズメどき以外は意味がないよね。アジは。

てなわけで、一生懸命つくった改造コマセカゴが大活躍した。

あの深さだと水面にコマセ撒いてもまったく意味がないし、サビキが底近くにあっても上カゴだと中層のサッパにやられる。だから底までいっきに届いてその場でコマセをバラ撒けるカゴでないとダメだ。そんなシチュエーションにばっちりだった。 

狙いどおり、カスもほとんど詰まらなかった。たまに少し残ってきた時は水面近くで軽く振ってやると全部こぼれる。我ながらいい仕事したと思う。

あらためて思ったことは、バラ撒きの意味だ。底に届かないものを水面に撒いてもしょうがない。あえて意義を見出すなら「ジャミを浮かせておくため」というその一点に尽きると思う。だから邪魔者がいなければ撒かなくていい。とりあえずそう結論してみることにした。

コマセは狙ったタナにカゴを落として集中して撒くのがもっとも効果があるし経済的だ。今回も8切を用意したけど、途中で無駄を悟ったので柄杓で撒くのをやめたから最後には少し余った。これを最初からカゴだけに集中すれば16切で足りそうだ。少なくとも今の時期は。秋口以後はわからないけど、アジが釣れなくなれば他の釣りをするだけだ。

たかが小アジのサビキ釣りだが、どこまで突き詰めることができるかおもしろくなってきたので、今年はもう少し続けようと思う。平均的な型も上向いてきたし、数ももう少し増やせる気がする。次回こそは朝マズメオンリーでどれだけやれるか試してみたい。

ちなみに仕掛けはいつものエサ屋オリジナル5号。釣りはじめは針数の多いケイムラトリックFTつーのを試してたんだけど、2回続けてアジが絡まり、最後にはサッパに食い上げられてお釈迦になった。もう使わない。

※追記:今回の"しっかり準備したはずなのに何か忘れる"は、ヘッドライトだった。ミニマグライト持ってたから事なきを得たけれど。ランタンを導入した際に照明器具バッグの構成を見直したのが原因だ。もうなくてもいいと思ってバッグから出していた。でもなあ、やっぱりあると便利なんだよな。ということで入れ直した。結果、バッグからはみ出したのはロッドベルト。集魚灯のポールを固定するときに便利だから入れてたけど最近使わないから。。。。で、次回後悔するケースがよくあるわけだが。ま、いいだろ。入れ替えのついでに、ミニマグライトと電気浮子とランタン(赤)のバッテリーを交換した。

そういえばミニマグライトはLED化してからちらつくことが増えたのだけど、原因は電池の容量不足らしい。さっきバッテリーチェッカーとにらめっこしながら取っ替え引っ替え試してみた。どうも容量が減ってくると正常に動作しないようだ。点灯はできても点滅ができなくなる。消灯時にテールの赤色LEDが点滅しなくなるのも容量不足のサインだと思って良いみたい。そのためについてるわけじゃないはずだけどね。

2014/08/05


今回のテーマは「アジのサビキ釣り用コマセカゴの改造」である。

これまであれこれ使ってみて、結局いま使っている下オモリ一体型のプラスチックカゴに行き着いたんだが、カゴが小さすぎるので、少し大きく、少し重くしたかった。ついでにコマセの出も良くしたい。

まあそれだけのことなんだけど、やってみたら結構うまくいって気分がいいから書いておくことにした。


改造のベースはダイソーの「アミカゴ 2個入り」だ。もちろん108円。

たまに釣具専門店でそっくりのものを見るけれども細かい仕様が違う。釣具屋で売ってるのは吊り手の部分まで樹脂製で、2個138円ぐらいする。

別にそれでも良いのだけれど、こないだダイソーをうろうろしていたらこれが置いてあったので、じぶんのもダイソーで買ったのだと思い出した。もうずいぶん前のことで、どこで買ったかすっかり忘れていたんだ。

ただ、店頭にあるのはいま使っているのと明らかに重さが違う。8号と10号の2種類があったが、うちのはもっと軽い。これならもしかするとほとんどいじらなくても済むかもしれないな……と思いつつ、とりあえず両方2パックずつ買った。

上が以前から使用しているもの。
今回買った「10号」はカゴがひとまわり大きく、鉛も分厚い。

吊り手の部分はナイロンテグスにスナップが通してあるだけだが、これがたいへん使いにくいので、じぶんのはステンレス線で自作してある。

肝心のカゴの容量がどのぐらい違うのか正確に測って計算してみたところ、上が14ミリリットル、下が21ミリリットルだった。ちょうど1.5倍だ。これならリプレイスする価値がある。

ちなみに「8号」(下)は今まで使っていたもの(上)と同じサイズのカゴだった。ウェイトだけが違うのだ。なるほどなるほど。

重さのほうは、10号、8号はほぼ表示通りの34gと27.5g、手持ちの=17gだった。1号≒3g+カゴ≒4gという計算か。となると手持ちのは「4号」なのかな。

とにかく大きめのカゴが見つかったので、これで浮子とバランスがとれれば問題ないわけだが、風呂場で試してみたらやはり重すぎた。愛用の電気浮子はfujiの6号タイプで、ダイソーカゴの10号ではトップしか水面に出ない。海水で多少浮力がプラスされたとしても、コマセを詰めることを考えると8号がギリギリだ。つまり10号のカゴに8号のウェイトをつければ問題解決なんだな。

ということで改造作業だ。

まずはウェイトを取り外す。これがけっこう悩んだところだが、かしめてある鉛をラジオペンチでつまんで細く伸ばすことで、きれいに取れた。

この時点ではまだ交換後の固定方法を決めていなかったので、念のために足の部分も残しておいたんだ。

そして今日、ジョイフルで都合の良いネジを見つけたので、温存しておいた足をニッパーで切った。

半球状になった錘にドリルで4.5ミリの貫通穴を開ける。「組ねじ」の雌ネジを通すためだ。

「組ねじ」はアルバムやファイルの製本用のネジだ。長さ8ミリと10ミリを買ってきた。どちらも7本入りで206円。

雄ネジの長いものを探したけれど単品では売っておらず、M3.5という半端な規格なので代替品も見つからなかった。

ま、仕方ない。

穴を開けたウェイトに雌ネジを通し、鉛をハンマーで軽く叩いて締める。

と、こういうものが出来上がる。

10号、8号とも雌ネジの長さは8ミリのほうでちょうど良かった。10ミリだと突き出てしまう。
雌ネジを仕込んだウェイトをカゴの底にあて、内側から雄ネジでボルトオン。

できた。完璧だ。

ウェイト交換可能なコマセカゴ。ハンドル部分はもちろんステンレス線に交換してある。


実際には釣り場でウェイト交換なんかしない。カゴごと付け替えればいいんだもの。

だがそんなことはどうでもいい。結果としてできあがったものがエレガントかどうか。大事なのはそれだけだ。

最後に、コマセの出を良くすべく一部の格子をニッパーで切って窓を大きくした。

これでカゴの底にへばりついて残るアミもなくなるだろう。たぶん。



というわけで、8.11スーパームーンの大潮に向けて、準備は着々と整いつつある。

あとはお天気。
こればかりは工夫のしようがない。
どうか晴れますように。


2014/08/03


カボチャの収穫。
できたよ。立派なのが。
6月の授粉から47日目だな。

もう少し待っても良いかとは思ったんだけど、新しい実がついたのがじつは同じ株から出た蔓だったし、日に焼けたせいか、だんだんと表皮が黄色っぽくなってきたので、今日穫ることにした。

手応えずっしり。2キロあった。
重さは達成感に比例すると知った。

以下、夏野菜14週目の記録を兼ねてここ数日の様子や作業内容など。

【カボチャ】一個目収穫。二個目は徐々に大きくなってる。一個目のほうが成長スピードが速かった気がするけど、どうだろう。写真で見比べてみたらよくわかるな。とりあえず一個目がついていた古い蔓と傷んでいる葉を切った。

【ナス】意外と順調。今日、横に張り出してきた枝に支柱を追加した。

【パプリカ】黄色がまたひとつ落果してがっくり。色づいているのはひとつしかない。その上にまだ若い実があるからそっちに期待してる。ただピーマンのあまりの繁りっぷりに押されて日当りが悪いので、今日ピーマンの整枝と誘引をした。詳しくは下記。

【ピーマン】今年のピーマンは当たりというかなんというか、まだまだ伸びるし実もつけている。しかしあまりに伸びすぎてしなだれているし、パプリカに覆い被さっているのに気がついたので、少し考えて、枝に紐をかけて上に吊ることにした。「おかわり!にっぽん」で見た専業農家のやり方だ。あの番組見たときは、まさかうちで同じことをするとは思ってもみなかった。これでようやく本来はトマト用だった雨よけ支柱の役目ができた。
ついでに混みすぎている枝や実つきの悪い枝を切った。少しは日当りや風通しもよくなるんじゃないか。

【アイコ(ミニトマト)】上のほうの実が色づいてきたけど、皮が厚くてそんなに美味しくない。形も先が尖っていたりひょうたん型だったりで、本来のアイコの姿ではない。もういいかな、と思ってるところ。

【桃太郎(大玉トマト)】どんどん穫れている。ここのところ店ではまったくトマトを買ってないけど冷蔵庫に切らしたことがない。素晴らしいね。まだ中段から上のほうの実がたくさんあるので、もうしばらく楽しめそうだ。
前回心配したウドンコ病はその後ひろがってはいない様子。ただ薬剤をかけた葉はいずれ枯れるみたいだ。カボチャもそうだったけど。これは仕方ないのかな。

【ブロッコリー】だんだん立ち上がってきた。やっぱり菜の花の仲間なんだな。もう利用価値はないけどこうなったら最後まで見届ける所存。

【イチゴたち】ポットのまま群れ茂っている。この先のことを早く決めないといかん。

【キュウリ】ようやく子蔓が出てそこに実がつきはじめた。ただ下のほうはすかすかだ。脇芽を摘まなくてもよかったんじゃないかと思う。

【ミント/ハッカ】半日陰に置き直してからのほうが明らかに調子がいい。

【紫蘇(アオジソ)】やっぱ生えてると便利。今日もちぎって使った。来年のことも考えよう。隣家沿いの一帯にハーブ生やそうと思ったりしてるんだがそこに混ぜるかな。とりあえず種とるのを忘れないようにしないとな。

【朝顔(鉢)】出足の遅かった浜の空は梅雨明けからどんどん勢いが出てきて、今は毎日次々と咲いている。だがしかし、やっぱりこれは青じゃなくて紫だ。そしてヘブンリーブルーの鉢はまったく蕾がつかない。これはなぜだろう。日当りが強すぎるのか。肥料の問題かなあ。地植えもグリーンカーテンも咲いているのに鉢だけダメだ。よく考えてみようと思う。

【朝顔(地植え)】HBは毎日咲いてる。きれいな花だ。浜の空に期待していた色はこれなんだけどな。もっと葉が茂るのかと思っていたけれどそうでもない。浜の空の地植えもそれぞれ蕾をつけ、成長してる。

【朝顔(グリーンカーテン)】花は咲いているんだけど、葉も蔓も茂らずに上に伸びていってしまったのでグリーンカーテンになってない。下のほうから広がって欲しかったな。ま、いいけど。

【睡蓮鉢】こないだ(7/25)追肥いれた。

てなところ。

町内会の夏祭りで、観賞用トウガラシの苗が3鉢50円だったので買ってしまった。500円じゃなくて、50円。おそらく種を採ってじぶんで増やしたんだろうな。来週、鉢をみつくろって植えようと思う。

▼アルバムはここ数日と今日の様子。カボチャ二個目の成長の様子あり。

第5埠頭にて。
今回は朝マズメのアジだけに絞って行った。
竿も道具もそれしか持っていかない。
3時少し前に出て、3時半に竿を出し、6時納竿。
アジが回ってきたのは4時半〜5時。
茨城の日の出時刻は「4:46」。つまり日の出前後だけということだ。
次はそこをピンポイントで狙って、1時間で勝負しよう。

大きいのはフライで食べた。
小さいのとサバ、サッパは南蛮漬けになって冷蔵庫。
アジはいくら食べても飽きないからいいね。

そういえば隣の人が30センチぐらいありそうなコウイカを釣ってた。
あれもいいな。

2014/07/27

夜釣り&停電用に単4電池式LEDランタンを買った。

商品入れ替えとやらでホームセンターの店頭ワゴンに転がっていたんだが、よく見たらデザインがとても良いし、いちおうPHILIPSだし、934円(税込み1,008円)だし、使い途がなくて死蔵状態の単4エネループの活用にぴったりだと思えたからだ。

とりあえず試しに暖色球が入っているピンクボディのほうを買い、昨日の夜釣りに持って行ってたいへん気に入ったので昼白色球のグレーボディも今日買った。この手の製品でここまで気に入ったモノはほんとに久しぶりだ。だから何か書いておこうと思ったわけだ。

ピンクは PHILIPS LED フローティングランタン LFWL1で明るさは50ルーメン。
グレーは PHILIPS LED フローティングランタン LFBL1で明るさは70ルーメン。
実際に白色球のほうが眩しく感じるけど、暖色は雰囲気があるのがミソだからこのぐらいの明るさでちょうどいい。

だが盲点もあった。単4(AAA)電池対応なのに、なんとそのままでは「エネループ」が使えないのだ。このことはエネループを入れてみる前にAmazonのレビューで知った。実際に入れてみたらほんとに使えなかった。もしもレビューを読んでなければ原因に気づくのに時間がかかったと思う。

要するに、電池ボックスのプラス側の接点を囲む小さな丸い枠が邪魔をして、エネループの先端が接点に届かないんだ。エネループだけ他の電池よりもプラス側の凸の直径が少し大きいんだな。だからちょっとだけ加工をした。といっても、接点のスプリングをちょいと起こしたり、丸い枠をほんの少し削ったり、丸めたアルミホイルを噛ませてみたりという程度の簡単な作業。これで無事にエネループが使えるようになった。もちろん他の電池も使える。

スイッチはプッシュ式で3段階の明るさ切り替え&長押しで点滅という仕組みなんだが、軽く押すだけで作動してしまうので、持ち歩く間は電池ボックスを上下逆に入れておくことにした。だがそのとき、底のクッションに電池ボックスの突起の跡がつく。そこでクッションの中心を穴あけポンチでくり抜いて突起が収まるスペースをつくった。完璧だ。

フローティングというだけあって水にも強く、海水や餌で汚れても丸洗いできる。防水は上下のOリングとスイッチ部分に嵌め込まれたシリコンゴム。つまり弱いのはスイッチ回りということになるけど、あえて水圧をかけない限り大丈夫だろう。夜釣りにもってこいだ。

底についているスプリングロック付きの吊り下げフックは、フックとしては使いにくいけどリングだと思えば問題ない。というよりこれは使わないときに底に固定収納するためにあえてスプリング入りを採用しているのだと気づいたからむしろ感心した。そういうところもよく考えてある。

これまでのじぶんのモノとの付き合い方から考えるに、間違いなく20年後も愛用してる。これはそういうモノだ。それまで俺が生きてるかどうかが心配だけど。

良い道具を手に入れたおかげで、次の夜釣りが待ち遠しいよ。

2014/07/26


昨夜から今朝にかけての夜釣りの釣果。

アナゴ狙いで行ったので、まず最初にアナゴが釣れたときはしめしめと思ったけど後が続かなかった。

ということで、アナゴx1、チャリコx1、アジx7。チビフグとマイクロアナゴ各1はリリースした。

ではおやすみなさい zzz...

夜追記:アナゴはてんぷら、チャリコは塩焼き、アジは唐揚げにした。揚げ物ついでにピーマンとナスも天ぷらにして、冷やしトマトも食べたから夕飯は結構にぎやかだったけど、おかずの自給率はほぼ100%だ。達成感ある。

2014/07/25




【速報】我、再ビカボチャノ人工授粉ニ成功セリ。繰リ返ス。我、再ビカボチャノ人工授粉ニ成功セリ。

雌花と雄花がふたつずつ咲いたので人工授粉を決行した。念のため雄花ふたつをそれぞれにくっつけた。うまくいったらまた配置を考えないといけないな。なにしろひとつは枯れ枝の山の上だ。

そして浜の空が咲いた。これが大輪か。きれいだ。色はやはり澄んだ青ではなくやや赤紫がかった濃い青だ。雌しべが一本花びらに変化してる。これは変化朝顔ではないけれど、こういうことも起こるんだ。

取り急ぎ現地からは以上です。