2014/06/28


昨日の釣りについて書き終え、ふとfishingタグの記事を見て、去年の秋冬は何も書いてないことを思い出した。

秋から年内いっぱいは久々の投げ釣りにはまっていたんだ。
いまさらではあるけれども、あらためて投げ釣りにのめり込むきっかけになっためぼしい釣果をやや自慢げに載っけることで、自らを奮い立たせようと思う。


これこれ。12/7の大アナゴ。
その2週ほど前に河口でハゼ釣りをしているときに30センチのカレイがかかり、そうかカレイがいるのかと、投げ釣りの準備を始めた。
それから2回目の釣りだ。忘れもしない日立港。
一投目に上の”普通の”アナゴがきて、その次がこれだった。
真っ暗な中だったので、最初はウツボかウミヘビかと思った。
全長83センチは我が生涯釣った魚の中で今のところ最大である。
今のところ、な。

長過ぎるので料理には工夫がいったが、まな板を二枚並べてなんとか捌ききり、ほとんど捨てるところなく、文字通り徹頭徹尾、食べ尽くした。
このうえなく美味であった。



年の瀬、12/28に釣ったマコガレイとアイナメ。
大アナゴを釣り上げたことで、眠っていた投げ釣り魂、略して"投魂"に火が付き、いっきにのめり込んだ。
とはいえしょっちゅう釣りに行けるわけではないので、日々仕掛けづくりに明け暮れた。
そして年末。満を持しての釣行で、これがきた。

マコガレイは43センチ。
すでに脳内で暴れまくっていた座布団級のカレイに備え、出がけにわざわざ水戸キャスティングまで遠回りして魚籠を購い、餌も大きくてイキのいい奴を仕入れて臨んだ甲斐があったというものだ。

アイナメは、サイズはともかくこっちで初めてだったのでうれしかった。
秋口にブラクリを試しにいったことがあったんだけどもまったくの釣れずだったから。

もちろん両方とも余さず食べた。
カレイもアイナメもこんなに美味しい魚だったかと、目から鱗が落ちた。

年明けにも寒空の下二回ほど出かけたがまったくの不発で2013-14秋冬シーズンは終わった。
そして昨日が2014夏のシーズンインだったのだ。

今年は投げの準備も早めにしようと思う。
鯉はしばしお預けで。

ワールドカップ決勝トーナメント前の休息日、今シーズン初の夜釣りに出かけた。

アジの季節だ。

いつもの堤防はあれから3年経ってようやく始まった震災復旧工事で9月末まで入れない。
しかたないので漁港内の端っこのほうに竿を出した。

潮は概ね澄んでおり、ライトの直下を大小の群れが通るのが見える。
下げ一杯までの1時間ほどで3尾。夜中は魚影続けどアタリなく、いよいよ時合と身構えた上げ一杯の3時半から朝マズメまでの30分でこの日最大の20センチ超を含む4尾を釣った。
数は出なかったものの、たいへん充実した"9 to 5"であった。

夜、大きいのはアジフライ、15センチ級は唐揚げにした。
馬鹿みたいにうまかった。

今年はこっちも少しまじめにやろうかと思う。
だって、美味しいんですもの。

海の神様ありがとう。ごちそうさまでした。

2014/06/26


夏野菜9週目。朝には雨は上がっていたが予定していた町内の草刈りが行われなかったので、庭の草取りを少々とポットのままだった苗の植え替え作業などをした。

【カボチャ】人工授粉から9日目。貴重な実はすくすくと成長している。すでにソフトボールを超え、気持ちの上ではハンドボール大。雨続きで敷き藁の下が腐りそうなので、実の下に鉢受けを裏返して敷いた。白だから日光も反射してよいのではないか。そうでもないか。その後雌花はつかないが、新しい蔓が一本出始めたのでちょっと期待してる。雄花は毎日飽きるほど咲いている。

【ナス】順調。ここまでで2個ずつとれた。花の様子はまあまあかな。雌しべがもっと出ても良い気がするけど。肥料が足りないことはないと思うのでこのまま観察。

【パプリカ】順調。赤、黄とも最初の実が女性のげんこつ大になり、上段にも実がつきはじめた。ピーマンに比べると茎があまりひろがらないので窮屈そうだけど。とりあえずこのまま。

【ピーマン】順調。ここまでで、えーと、たぶん8個ぐらいとれた。このあともどんどん続きそう。草丈はどれも1mに届いたと思う。去年のピーマンはやはり育ちが悪かったのだ。葉も茎もだいぶ混んできたので整理しようかと思いつつまだやってない。次回やります。

【アイコ(ミニトマト)】尻腐れにかかった以外は順調。両方とも芯を止めたので、伸ばしている脇芽の様子を見ている。いまは雨がよくふるので水遣りをしていないけれども来週からは気をつけないとな。(尻腐れについてはここに書いた。)

【桃太郎(大玉トマト)】全体としては順調に思えるけれど、今日のチェックで手前の2段目の先端3個が尻腐れにかかっているのを発見した。アイコと同時期の発症だったのではないかと想像している。となると気候要因かな。こないだカルシウム剤は処方してみたけど、このあとつく実がどうなるか気になるところ。

背丈はビニールの天井まであと少し。今日は向こう側に回って奥の株をチェックしたら、見えにくいところにもう一本縦に伸びている茎があった。引っ張りだしてみると一番下のほうから出た脇芽だった。いちど掻いたところから生えたらしい。すでに腰あたりまで伸びて先端に花芽をつけていた。葉がないので弱々しいけど、芯を止めたあとに活かせるかもしれないので、当面は温存することにした。

【ブロッコリー】残った3本をすべて収穫した。2本は根こそぎ撤去し、電柱脇は青虫ハウスとして残した。これからどのように葉や側花蕾を出すのか、継続して観察する。
腹ぺこ青虫たちはいつのまにか増殖しており、今日撤去した2本から引っ越させたのも合わせるとかなりの過密状態だ。しかし他にないからな。なんとか食いつないでがんばれ。

【イチゴたち】本日、ランナーズのポット固定作業第2弾を実施。用意した20個のポットは開始早々15分でなくなり、その時点で終了とした。前回のと合わせると50個を超えたわけだ。あちこちで読んではいたけれども、ほんとにこんなに採れてしまうんだな。しかもマザーたちはここにきていよいよ元気に茂りまくり、びゅんびゅんとランナーを出している。実が少なかったのに葉や蔓が元気だということは、肥料が間違った方向に効いていたのではないかという疑念が持ち上がってくるけれども、今はとにかく元気な次郎三郎を育ててくれるほうがありがたいのだからこれ以上考えないことにした。

今後はどうするか。いつまで採り続けるのか。ブロッコリーがあった場所が空いたのでまだ少々置けるけれども、それ以上は厳しい状況になってきたのは確かだ。これからはそのあたりも考えなければならない。

ていうかこんなに採っても秋に植える場所が(以下略

【枝豆】カメムシ騒動の早期沈静化で平穏を取り戻し、ついに一部で豆をつけはじめた。ていうか花が咲いたのかどうかわからない。よーく見ると目に見えないぐらいの小さな白い花があるようなないような。近づいて観察したいけれどもネットを外すとまた悪い虫が入るかもしれないから外せないのだ。

ただ、昨年の「湯上がり娘」と比べると全体にひ弱でひょろひょろした姿なのがずっと気になっている。いわゆる蔓ぼけなのだろうか。肥料はやってないけど新品の用土に含まれていたのが効いてしまったのかな。防虫ネットの影響で日光が和らいでいるのも原因のひとつかもしれない。巷には摘芯すると良いという話とそうでもない話があり、信頼できそうなところに「早生は摘芯しなくてもいい」とあるのでしてないわけだが、ともかく豆がつきはじめたのだからこのまま育てようと思う。

【キュウリ】前回予定していた「下から5節までの側枝と花を摘む」作業はその後迅速に行い、いまは天に向かってすくすくと伸びている。左は支柱のてっぺんまで30センチぐらい。右もすぐに追いつくと思う。左の7節目についた実がもう食べられそうなぐらいに育ってる。手に取るとトゲトゲの痛さが心地よい。あと数日でとりあえずの初収穫。その後は芯を止め、いよいよ子づるに出てもらう予定。

【スイートバジル】最終5株に間引いてから元気がよい。新しく出た葉には食害もなくきれいで、ナメクジ対策も多少の効果があったのかもしれない。今日、外の流しで片付けをしていたら購入時のラベルがぽろっと出てきてそこに「8月に強めの剪定をすると勢いがよくなる」旨が書いてあったので、今回は早めに摘芯しようと思ったけどやめた。8月まで待つ。

【ローズマリー】挿し木のローズマリーズ。今日、大きめのポットに植え替えた。よく50-60センチの花木の苗を売ってるポットだ。見栄えのよいグリーンのを10個買った。ジョイホンで1個60円。ポット植え後の育ちがはかばかしくないので本当に根が出ているのか心配していたんだがまったくの杞憂であった。木質化していたのもそうでないのもしっかり底まで根が回っており、よく見ると先端に新しい葉も出ていた。これからはこの10鉢をそこそこの大きさまで育てる。そのあとは、、、まだ考えてない。いや、あれこれ考えてはいるけど、ともかくしっかりとした苗にすることが先だ。

●挿し木のローズマリーズ[Biograph]:
5/7 PETボトルで挿し芽開始
5/23 発根を確認
5/25 ポットに移植
6/26 さらに移植 ←いまここ。

【紫蘇(アオジソ)】こないだ刺身を食べたときに数枚採った。やっぱり採りたては香りがいいよ。脇の植木鉢にも勝手に生えているのを確認した。今後は虫がつかないか注意して観察する。

【朝倉山椒】変化なし。

【朝顔(鉢)】浜の空、ヘブンリーブルー(HB)ともども、6/23に間引きをした。これで浜の空は各鉢1本、HBは大鉢に3本となった。浜の空はまだ蔓を出さず葉の色が変わってきた。こういうもんなのだろうか。HBは1本がもう2段目に向かってる。

そして今日、最後まで残していた4ポットをプランターに移植した。水鉢の向こうに植えようと思っていたのだけれども、ピーマンが繁りすぎて十分に日が当たらない気がしてきて、他に何かよい考えはないかと悩んでいるうちに蔓が伸び、ついに2本は折れ曲がってしまった。もうこれ以上待たせてはダメだとわかったので、裏に転がっていた小型のプランターふたつをきれいに洗い、2ポットずつ植え付けた。2本+2本と2本+3本だ。

どう見てもプランターが小さすぎるけれども、せっかくだからグリーンカーテンに仕立ててみようかと考えはじめているので、 今後の育ち具合をみながら、場合によってはさらに大きいプランターも用意しようかと思う。とりあえず蔓がつかまれるように仮の支柱を立てておいた。

【朝顔(地植え)】HBは5本がフェンスにぐるぐる巻き付きはじめてる。そろそろ通行人に気づかれる頃だ。1本だけ生育が遅い。やはり個体差があるんだな。
ピーマン脇の浜の空は鉢植え同様さほど伸びない。庭石の高さを超えれば日当り放題なのでそこまで早く伸びてほしいものだが。そして電柱脇の間引かれ組はさらに伸びていない。こちらもなんとかフェンスに辿り着けば日に当たれるからがんばってほしい。

【睡蓮鉢】ヒメスイレンは毎日花を咲かせ続けている。いまは2輪。次の蕾も4つほど見えている。追肥は6/20に入れた。ヒシは増えない。けど緑を保っている。オモダカはまだ新芽が見えないけどこのあと出るだろうか。真夏のものだからまだ眠っていていいのかな。タモロコはその後消息不明。もう水中を探すことができないのでどうなったかわからない。水底でしぶとく生きていてくれるといいけど。

【藤(黒龍)】特筆事項なし。

以上かな。

そういえば柿の木にひとつだけ実がついた。この木では初めてじゃないかな。
今年は妙に花が咲いてさかんに蜂を集めていたけど、こんなことは今までになかったと母が言っていた。急にひこばえを出したサルスベリといい、去年からせっせと手を入れはじめたことで、眠っていた庭に変化が起きて始めているのかもしれないと思うと少しうれしい。
そういう植物の変化に気がつくようになったじぶんも、少し変わったんだと思う。

▼アルバムは3つ。今日の植え替え作業とイチゴのポット固定。9週目全体の様子。本日の警備担当者とお客さん。


ひっそりと庭木の根元に咲いたレインリリー。

その名のとおり、雨のあとに咲くのだと。

庭の中央の花壇では人の背丈ほどあるなんとかユリやテッポウユリが堂々と咲き誇っているが、こちらのほうがずっとすてきに思える。

そう、これは好みの問題だ。

ローズマリーの植え替え作業をしている間に、奥のつぼみも開いていた。

これは好みの問題だが、何度見ても、こちらのほうがずっとすてきだ。


2014/06/24



とれたての、ピザ。

一枚目にはミニトマトとピーマン。二枚目にはフレッシュバジル。

ピザを焼こうと思い立ったら庭に出て、もぎたてをまな板に載せるのだ。

たいへん美味しうございました。ごちそうさま。

2014/06/21

 
梅雨の合間。菜園のあちらこちらに実がついて、ぽつぽつと収穫があがりはじめたところに、あいつがやってきた。

カメムシである。

枝豆大好きマルカメムシ。それも大挙して。

枝豆のネットを外した翌日の昼、雨で倒れなかったか見回ってみたら、節々に小さなカメムシが群がっていたのだ。思わず絶叫した。なんて日だ。ネットを外してからたったの半日で、この広い世界の片隅の小さな我が家の日当りの悪い狭い庭のたった数本の枝豆を見つけることができるって、いったいどういう能力なんだ。昨日まではただの一匹も姿を現さなかったのに。

マルカメムシの口吻は短くて豆に致命的な傷はつけられないらしいけれども、奴らがたかっているのはまさにこれから豆になる花芽や柔らかい成長点の周囲なので、到底容認するわけにはいかない。

ともかくすぐに対策すべく、まずは片っ端から捕獲して空き瓶に閉じ込めた。
一瞬、殺虫剤も考えたが、同じ枝豆の葉の上で小さな小さなコカマキリがファイティングポーズをとっているのが目に入ったのでそういうわけにはいかないのだ。
カメムシはほとんどが飛んで逃げたがそれでも20匹以上捕まえた。
あらかた捕まえ終わったところで昨日外したネットをかけ、ホームセンターに走った。
今のネットはもう天井につっかえているので、背の高いネットにかけかえるのだ。
小一時間でネットを買って戻るとまた奴らが群がっていた。今度はネットの上に。
さきほど捕えそこねた数匹がネットの中をうろちょろしているのが見えた。こいつらが仲間を呼び戻したに違いなかった。

捕獲作戦再開だ。こんどは上半分だけのPETボトルの口にビニール袋を輪ゴムで固定し、もうひとつのPETボトルの半分で挟み撃ちにしてビニール袋に落としていくことにした。これはなかなかうまくいった。上半分だけのPETボトルは、下半分をローズマリーの挿し芽づくりに使った残りだ。いずれ何かに使えるだろうととっておいたのだ。
それから1200の支柱にあれこれ細工をして立て直し、時折現れる奴らをその都度逃がさぬように捕まえながら、新しくて大きいネットをきっちりとかけ、完成した新ネットのなかに1匹も潜んでないことを確認し終わるのに3時間ぐらいかかった。なかなかの大仕事だった。

最終的に40数匹捕獲したマルカメムシは先日買った殺虫剤の試験台になってもらった。ちょっとかけただけでは死なないが、浸かると死ぬ。そりゃそうだな。これは殺虫剤の効用ではなく単なる溺死かもしれない。どっちでもいい。

そんなこんなで枝豆は再び網の中だ。このまま収穫まで外さない。

これでもう安心だ。……と思った翌日つまり今日。次の脅威に見舞われた。

アイコの尻が腐っていた。なんて日だ。

トマトやミニトマトにはつきものだという尻腐れ病だ。
対策を探るべく検索すると「尻腐れは病気ではなくカルシウム不足による生理現象で云々」と書いてある。みんな受け売りだ。それはいいとして。

尻腐れに至るカルシウム欠乏の原因は多様で、思い当たる節があるといえばありまくるし、ないといえばない。ともかく症状の出ている実を摘んだ。赤・黄あわせて1ダースを失うこととなった。

じたばたしてもしょうがないのだが、黙って見ているより何かやってみようと、ホームセンターのいちばん目立つところに置いてあった水溶性カルシウム剤を買った。その名も「DAIWA 尻ぐされ・芯ぐされが気になる野菜に 600G」である。今から効くのかどうかわからないが、とりあえずそれをあちこちの苗にぱらぱらと撒き、今後の無事を祈った。
※6/26追記:桃太郎も3個尻が腐っていた。

ということで、立て続けのトラブル発生にドタバタした二日間ではあった。

(どうでもよいことだが、マルカメムシとマルコメミソはとてもよく似ている。)


▼アルバムはこの二日間の様子。


※トップの写真のアイコは初収穫時(6/20)のもの。定植からほぼ2ヶ月だ。
 黄色は大雨の翌日でさすがにひとつ裂果していたけどおいしかった。
 赤もおいしかった。が、もう少し熟すのを待つべきだった。

2014/06/19

夏野菜の定植から8週目の記録など。

【カボチャ】一昨日の人工授精成功からたった二日でみるみる大きくなっている。そうかそうかこういうものなのか。となるとやはり他のは未受精でまもなく腐るのだろうな。ひとつだけ、人工授精をした日にすでに枯れはじめていた雌花にダメ元で雄しべをくっつけてみたのがあって、それはなんとなく大きくなってる気がしないでもない。ま、ダメならダメで。まだ雄花はたくさんあるので雌花がつくのを願って毎日見回りだ。受精した実はそーっと敷き藁の上に移動した。

【ナス】順調。一昨日、手前の2個をとった。

【パプリカ】赤・黄それぞれに親指の先ほどの小さな実がついた。これが一番果だ。やはり小さいうちに摘んだほうが良いのだろうな。数日待って処置するつもり。

【ピーマン】順調。一昨日、初収穫で5個とった。ナスといっしょに豚肉と甘味噌炒めにして1個は生で食べた。美味しかった。

【アイコ(ミニトマト)】赤の一段目の色づきが黄色に追いついた。まもなく収穫。黄色は支柱のてっぺんで芯を止めた。今後は中段に出ている脇芽を伸ばす。すでに花芽がついてる。それから黄色はてっぺん下の花芽が二叉になったのを片方切ったけど、一番上の花芽は三叉に分岐してしまった。これはなんのせいだろう。ともかく実のつきかたを見て適宜整理する予定。

【桃太郎(大玉トマト)】順調だと思う。またしても脇芽がいっきに伸びていたので何本か掻き、下のほうの風通しと日当りが悪いので葉を2枚ほど切り、両方に今週咲いた花にトマトトーンを処方した。誘引用の麻紐を切らしたので買ってこなければ。

【ブロッコリー】残りの3本はあと一週間ぐらいかな。イチゴ側の2本に腹ぺこ青虫がついていたので電柱脇の1本にまとまってもらった。花蕾収穫後の生育を見てみたいのでこれだけは収穫後も残す予定だ。だからそれをお食べ。

【イチゴたち】苗ポットに誘引したランナーズの元気がよい。葉をぐいぐい立ち上げてる。週末には増殖した分を固定しなければ。

【枝豆】ついに防虫ネットの天井に達してしまったので今日ネットを外した。これまで過保護に育てたのでなんとなくひ弱な気がしてる。直射日光を浴びて少しがっしりとしてほしいけれど、いま強い風雨に来られると倒れそうなので早めに対策する。
葉の食害の犯人はナメクジのようだ。ネットを外してよく調べたら、食われている葉の裏にテカリがあった。ついにナメクジ駆除剤の出番だ。

用意してあったのはエムシー緑化の「MICナメクジ退治(500g入り)」である。開封してみたら想像してたのとは違う、一見プラスチックの樹脂のようなクリーム色で固い小粒のペレットだった。へえ、ナメクジはこんなものを食べるのか、と思いながら株元や藁の上にぱらぱらと撒いた。ついでに他の野菜にも撒いておいた。効果のほどは後日明らかになる…と思う。

【キュウリ】左右とも次々と花が咲きはじめた。雌花の付け根には小さな小さなキュウリがある。かわいい。かわいいけれどもまだ花をつけさせてはいけないのだ。下から5節までの側枝と花は早めに摘むものだと書いてあった。よって明日にでも処置する。

【スイートバジル】順調。

【ローズマリー】同上。そろそろ鉢か地面に植え替えようか。

New!!→【紫蘇(アオジソ)】食卓が物足りないので植えようかと思っていた矢先、去年の場所に勝手に生えてきたのを発見した。シソはいちど植えたらほっといてもこぼれ種で増えると聞いたけどそのとおりだった。その後母がなんとかいう花を植えたんだが、その茂みの中から顔を出していた。その花も終わってることだしこのまま放任してときどき葉っぱを頂戴することにする。日陰に植えないと葉が固くなるっていうけど勝手に生えたんだから仕方ないよな。写真は撮り忘れた。

【朝倉山椒】とくに変化なし。

【朝顔(鉢)】ヘブンリーブルーのつるが出た。もうすぐ下段に届く。浜の空はまだだけど本葉が立派になってきた。そろそろ間引かないといけないかな。

【朝顔(地植え)】ヘブンリーブルーのつるはすでにフェンスに3回ほど巻き付いてる。その調子だ。浜の空はとくに変化なし(と思う。見忘れた)。

【睡蓮鉢】いま4輪咲いている。6時にはまだ開いてなくて、8時すぎには開いているようだ。夕方になると閉じる。何日咲くのか観察中。次のつぼみもぼちぼち出ている。肥料を忘れていたので明日やろうと思う。春先の掃除の際に一回目を入れてからちょうど2ヶ月ぶりだ。ほんとは毎月やるらしいから今後忘れないようにする。

【藤(黒龍)】とくに変化なし。つるが目立ちはじめたかな。

ということで。

さっきからテレビの音声が途切れがちだと思ったら外ではけっこうな雨が降っている。
さあナメクジよ、出るがいい。そしてその美味しいやつを…

なんて言ってる場合じゃないな。枝豆大丈夫だろうか。

▼アルバムは今日の様子。

2014/06/17


【速報】我、カボチャノ人工授粉ニ成功セリ

朝5時に昨日の日記を書き終え、朝食までひと寝入りの前に念のために庭を見に行ったら、なんとカボチャの雄花と雌花が同時に咲いていたので光の速さで人工授粉を行った。

雄花が先にどんどん咲いてしまい、それが枯れてから雌花が咲き始めたので、両方同時に咲いているのを見つけたのはこれが初めてだ。気づかなかったことはあったかもしれないけど。この雄花は第二組で今日は三輪咲いており、蕾はまだあちこちにあるから次の雌花も人工授粉できるかもしれないな。咲けばの話だけどさ。

ともかくこれで確実に1個はできそうだ。よかったよかった。

▼アルバムはカボチャの雄花&雌花。あと昨日地植えした朝顔の蔓がもうフェンスに巻き付いていたのでついでに撮った。

2014/06/16

4/22〜23の夏野菜定植から7週を超え、ついに我が菜園から今年初の収穫があった。
ナスひとつとブロッコリーふたつ。始めたのが去年より早かったので収穫も早いわけだ。

ナスは一番花が実らなかった奥の方から先にできた。
先についた手前の一番果はその後いわゆる石ナスと化した。
隣同士の同じ種類のナスでどこがどう違っているのかわからないけれど、両方とも二番以後が順調に実りはじめているのでこの調子でいこうと思う。

ブロッコリーはもっとかかるのかと思っていたんだけど意外と早くできたので収穫した分は根っこから撤去した。これでイチゴの苗ポットを置ける。

そして両方とも晩の食卓に上った。
ナスはともかくブロッコリーはうまくできたのか心配だったが、その心配はひとくち齧って吹き飛んだ。とてもおいしかった。もちろん茎も食べた。しっかりと味があった。
市価を考えると買った方がずっとお得で、経済的なメリットはないけれど、こんなにうまいなら来年は種からやってみるというのもありかもしれない。
ともかく畑にはあと4本残ってる。これからも楽しみだ。

ということで定植から7週目ちょい(6/14〜16)の様子など。
じつはカレンダーを一週読み間違えており、先々週(6/4-5)が6週で追肥のはずだったけどそれが先週(6/14)になったのは内緒だ。

【カボチャ】先日の整枝からさらにとめどなく繁り続け、どれがどの蔓かわからなくなってきた。植えたばかりの頃はほんとに育つのかと思っていたけどこういうものなんだな。
雄花がほとんどないので雌花が咲いても人工授精できなかったんだがなんとなく自然に膨らんできたのがあるのでとりあえずそれを集中的に活かすことにして芯を止め、あとから植えた2本は雌花がついていないのを確認して根元から切った。これでややスペースができた。残っているのは3本と2本で膨らんでいるのは3個と1個。雄花のつぼみがまたつきはじめているので、もしこれがダメなら次に出る蔓に期待する。

【ナス】上に書いたとおりで奥から1個とれた。このあとも続いてる。支柱は三叉にした。花の健康状態はいまのところ問題なさそうだけど、ここで肥料忘れたらダメだったかも。追肥はマルチをめくって両側と根元に入れた。

【パプリカ】生育はピーマンに完全に抜かれた。まだ実がつかない。株の健康状態は良さそうだし花も咲いているから今後に期待。

【ピーマン】かなり繁っている。ただ去年のに比べると若干ひ弱で枝が細く柔らかい。先日の大雨で一本倒れかけ、枝葉が完全に裏返っていたから慌ててすべてに三叉に支柱を入れ紐をかけた。実は次々とつきはじめており、明日あたり4個採れそう。このままだと日当りも風通しも悪くなりそうなので少し枝を整理しようかと思う。そういえば葉の食害の犯人はナメクジだった。雨の中支柱を立てている際に現行犯を2匹捕まえた。いよいよナメクジ除けの出番か。

【アイコ(ミニトマト)】気根騒動以後はとくに問題なく各段順調に実りつつある。先週の萎れ問題の原因はやはり水切れで、多少雨が降っても足しになってないのがわかってきた。どうも鉢が小さすぎるような気がする。黄色はまもなく一個目の収穫。赤はようやくうっすら色づいてきた。黄色が支柱のてっぺんに達したので、そろそろ芯を止める予定。

【桃太郎(大玉トマト)】いたって元気。茎の太さもミニトマトとは比べ物にならない。ちょっと目を離すと脇芽がいっきに伸びる。いまは二段目、三段目が結実し、膨らみはじめている。どうも一枝に七個ぐらいつきそうだけど、それは多すぎる気もするので様子見ながら適宜先を詰めるつもり。
なお早くも実に穴をあけられているので殺虫剤を用意した。まだ犯人を見つけていないけど去年の感じからオオタバコガではないかと。特定でき次第対処する。

【ブロッコリー】6本中2本は食べた。次の1本はまもなく収穫。残る3本は最初から生育が遅いけど、昨日あたりから急に開きはじめたのでこのあとは早いかも。

【イチゴたち】どれもランナーがびゅんびゅん出て、一部は勝手に根を下ろしはじめている。とんでもない方向に伸びてるのもある。ブロッコリーを引っこ抜いてようやく空き地ができたのでいよいよポットにとることにした。

ポットは最初12個用意して作業を始めたらあっという間に足りなくなり12個追加。それもすぐになくなり、最終的に数えたら33個になった。親に近い方から太郎、次郎、三郎…というらしいのだけれども、太郎は来年使わずに次郎以後を植えるのが玄人らしい。親からはなれるほど親の病気を引き継ぐ可能性が低いのだそうだ。とりあえず太郎も固定したけど。切り離すまでは次郎三郎への栄養供給がいるもんね。
ポットに固定するためのピンは細いカラーワイヤーを曲げて作った。抜けにくいようにと最初はΩ型にしてみたけど、土にさす時点で曲がったり伸びたりして使い物にならないので、すぐにシンプルなU字型に変更した。これで十分だ。

【枝豆】葉の食害を除けば問題ないと思う。花はまだ。ネットの天井までもう少し余裕があるけど、これ以上伸びるならネットを外さなければならない。

【キュウリ】それぞれの支柱に巻き付いて順調に伸びている。細い蔓が動物の手に見えて仕方ない。もうそれだけでこの植物を愛せる。

【スイートバジル】思ったより伸びるのが遅いけどこんなもんだっけ。苗で植えたのはあっという間にでかくなった気がしたんだけど。ともかく少しずつではあるけれども確実に成長してるので焦らずに水をやる。

【ローズマリー】どれも大きな変化がない。もしかすると何本か根付いてないかもしれない。でも枯れるわけでもないので、もうしばらく様子見。

【朝倉山椒】まだアゲハが来ないなあ。来なきゃ来ないでいいんですけど。

【朝顔】鉢植えはじわじわ伸びているけれどまだ蔓は出ていない。ところがポットのままだった残りのヘブンリーブルー(HB)がひょろひょろと蔓を伸 ばしてきたので、今日(16日)、地植えした。浜の空はパプリカの脇に1カ所2本、HBは予定通りフェンス際に3カ所(計6本)。 電柱脇の間引かれ組はまだ双葉からほとんど育ってない。あと残るはHBの4ポット。

【睡蓮鉢】先日の間引き&根っこ抜きでヒシの繁茂は止まり、14日にヒメスイレンのつぼみが三つ水面に出たのを見つけた。そして今日(16日)、最初の花が咲いた。とてもきれいだ。明日はもうひとつ咲く。ここからひと夏うまくもたせたい。

【藤(黒龍)】最初の蔓はまだ伸びており、ここしばらくで他にも蔓がでてきた模様。7月には剪定をやるんだったと思う。たしか。あとで教科書見直しとく。

んなとこで。

▼アルバムは6/14の7週目全体状況と6/16のヒメスイレン、イチゴの苗取り、朝顔地植えなど。

2014/06/11


ちょっと間をあけたら書くことが溜まってしまい、若干焦っている今日この頃。
ワールドカップの合間を縫って数日遡った記録をしておこうと思う。だから日付は11日でも書いてるのは16日ね。まいいや。

那須から帰って雨が上がった翌日(9日)のこと、ミニトマトのアイコ(黄色)の異変に気づいた。
萎れてはいるのではなく、目の高さぐらいの茎から妙なものがぞわぞわと生えている。もうこれは気根に違いないとピンと来たけど、調べてみるまで自信はなかった。が、やはり気根であった。ミニトマトにはありがちなのだと。

びっくりしたし、正直、気味が悪かった。でも気根だとわかれば怖くはない。病気ではないのだ。前週から水遣りに問題がありそうなことはわかっていたし、そこに大雨が三日続いたんだからこういうことも起こるのだろうと納得して、とりあえず静観することにした。ちなみにその時点で赤のほうは茎にぼつぼつが出始めており、二日ほど遅れて少し根が出て、止まった。

それから約一週間。今(16日)はもう先っちょが茶色く枯れて固くなってる。もう出ないみたいからいいだろう。とまれ貴重な経験ではあった。

それから、鉢植えの朝顔(ヘブンリーブルー)の支柱を立てた。
結局、120センチのイボ竹3本をやや開き気味に立て、丸めた緑のカラーワイヤー#14(2ミリ)を支柱の開き具合に合わせて上から固定していった。全部で5段。
仕上がりにはまあ満足だ。とりあえず醜悪なポイントはないと思う。たぶん。
鉢が浅いせいで非常に倒れやすいので、風に注意しながら今後対策を考えようとは思ってる。

あと、枝豆の葉に食害が目立つようになった。最初からネットをかけてあるのにだ。よく見るとネットの中をコバエのような小さな虫が飛んでいる。こいつかもしれないのでとりあえずネットをまくってキンチョールを噴射してみた。これで様子見てもっと進むようならまた別の対策を考えます。

▼アルバムはアイコの気根と朝顔の支柱など。

2014/06/08


なかがわ水遊園のアカメ。
ひたすら雨に降られた那須の帰りにようやく行くことができた。

圧倒的な存在感。
お前は何者だとこちらを睨んでいる。
やっぱり日本の淡水の王者はアカメだな。汽水域の帝王。
イトウが東、アカメが西の横綱だ。
おっと、ビワコオオナマズも忘れちゃいけないな。ここにはいなかったけど。

お昼にはアマゾンカフェで発売されたばかりという「ピラニアバーガー」を食べた。
そのものずばりのピラニアのフライではなくてコロッケの中に具としてフレークが入っているんだが思ったより魚の味がしてそこそこおいしかった。
どっちがうまいかといえば琵琶湖博物館で食べた「バスバーガー」だけどね。
ソースが微妙なのかな。
ちょっとピリッとさせるとか、もうひと工夫あってもいい気がした。
でもこれ期間限定なんだな。食べてみてよかった。

それから水族館のほかにいくつも付帯施設があり、料理教室をする「味わい工房」がいいなと思った。
来週は「アロワナ(チラシには"アロアナ"と表記してある)を食べよう」なんて講座があって思わず申し込みそうになった。

ショップではなかがわ水遊園の著書とちぎの魚図鑑を買った。
労作に違いないけどマニアとしてはもうちょっと濃いものを想像していた。
限られた紙数で全魚種を網羅するとこうなるのかな。
でも魚の地方名がきちんと書いてあるのはうれしい。
たとえばウグイは栃木では「アイソ」と呼ぶのが一般的だそうだ。
そういえば茨城ではなんて呼ぶんだろ。

いずれにしろ楽しかったのでまた行くと思う。

▼アルバムは栃木県なかがわ水遊園の淡水魚やカピバラなど。



↑5〜6枚目に写っている青白い魚は「コバルトアユ」と名付けられた珍しいアユ。
突然変異で生まれつき脳下垂体中葉がないため体色を黒くするホルモンが分泌されずこのような色になるそうだ。栃木県水産試験場で生育した15,000尾の中から見つかった。脳下垂体中葉は卵巣や精巣に関連するホルモンも分泌するのだけれどこのアユにはそれがないので成熟することはなく、その結果4年以上生きるものもいるという。
しばらく観察していた間、ほとんどここに定位しており、近づく他魚を追い払っていた。縄張り意識はあるみたいだ。

そういえば、両生類のコーナーに有尾目がいなかったような。
サンショウウオとイモリの類。
栃木にもいるはずだけど。見逃したかな。
こんど行くとき確かめよう。

2014/06/05


関東地方が梅雨入りしたそうだ。

昨日だったか九州・四国が…とテレビで云っていたのでまだ数日あるかなと思ったら今日の雨から梅雨なのだ。明日も終日傘マークがついている。

先週から今週は毎日が夏のような陽気で、植物たちがいっきに伸び、プランターの水分が難しかったけど、これからは地植えのあれこれとともに乾かない土壌と戦う季節なのだ。

といっても、今年はトマトもピーマンもナスもマルチングしてあるし雨覆いまで準備してあるわけだから去年よりはだいぶマシだと思いたい。

さて、ここ三日間の作業の記録。

一昨日。
朝顔の一部の定植。浜の空を3ポットとヘブンリーブルー3ポットを鉢に植えた。
浜の空は1鉢2本ずつで3鉢。HBは大きな鉢に6本まとめて。
ほんとは1鉢に1本育てるらしいけど、朝顔など小学校以来のド素人なので途中で枯れたりするかもしれないから2本ずつだ。それでも2本は間引かなくてはならず、やはりどうしても捨てるには忍びないので電柱の脇にそっと植えた。彼らの生命力に期待してる。

昨日。
ミニトマトのアイコと枝豆とカボチャに敷き藁をした。キュウリのプランターの敷き藁効果があまりにも劇的なので。アイコはどうも萎れぎみで病気も疑っていた(最悪の事態として”青枯病”も覚悟した)のだけれど、注意深く水やりしながら数日様子を見たところ、やはり水切れのようなのだ。少し掘ってみるともう根っこをびっしり張っているから水もたくさん飲むのだろう。ましてや今週の日差しはきつかったし、たっぷりやっても2日でカラカラになっていた。乾かし気味で育てたいとは思っているけれども今年は地植えではなく鉢植えなのだからきちんと水をやらないとダメみたいだ。ということでの敷き藁だ。とくに梅雨明け以後の地温上昇抑制と保水効果に期待してる。

今日。
浜の空に支柱をたて、カボチャを整枝して昨日若干不足気味だった敷き藁を追加した。
カボチャはどれをどう伸ばしてどこに実をつけるかまだ悩んでるところだけれども、考えている間にどんどん伸びていくので、とりあえず元気な順に3本、2本、2本、1本の子づるを残してあとは切り取った。ウルトラ狭い用地の中でそれぞれを日当りの良い場所に置けるようにしたつもりだけれど、うまくいくかどうかはわからない。それにしても毎日雄花がばんばん咲いて見応えがある。玄関に置いてあるハイビスカスにも見劣りしない立派な花だ。雌花が咲く前にこんなに咲いちゃっていいのかと思わなくもないけど。

▼アルバムは三日分のまとめ。

2014/06/02


右脚の内側がこんなに白くなった。

この夏の換毛でより一層進むんだろな。

しかしなぜここだけなんだろう。謎。