2013/08/16


ついにトウモロコシの雄花が出た。
風で折れた一本以外全部出た。
いよいよだな。



そして、こないだから枝豆でみかける悪いオトモダチ、マメコガネくん。
どうやってここを見つけてくるんだか知らないけど、花も食べてしまうとなれば出て行ってもらうしかない。
一匹つまんだところでまた次のオトモダチが来るんだろうけど。
枝豆全体にネットかける?大掛かりだなあ。
どうしようか。


2013/08/11

7/23、植えたばかりの豆類。
今日、8/11の様子。
よく育ってる。
と、思う。

そしてこちら。
同じく7/23のシシトウとオクラ。

今日現在の様子。
 育ってはいるけれども、豆類ほどではない。
思ったより伸びないのは土のせいだろか。こっちには堆肥が入ってないんだよな。
そういえばピーマンも草丈は大きくならないな。
こういうもんなのか。

それよりこれに驚いてる。
サルスベリのひこばえ。
もう何年も枯れたまま放置されていたから、今回の開墾で根元から切り倒した。
そしたらいきなり新芽を吹き、びゅんびゅん伸びている。
7/23の写真にもよく見るとわずかに写っているけれど、
ドクダミか他の雑草だと思っていた。
どういうことだろう。
伐ったことが刺激になったのか。
植物すげえと言わざるを得ない。

そして現在の水鉢の様子。
ヒメスイレンはここにきてだいぶ葉を増やしている。
ヒシも脇芽を出した。花は二つついて、もう枯れた。
古い葉は随時切り取っているから、ほぼ虫食いのない葉に更新された。
が、新しい葉も多少食われている。よく探しても虫は見えないんだけどな。
オモダカは水深が深すぎると思いつつそのまま様子を見ており、
ついに数日前、ここに来てから出た葉が水面を越えてきた。
元からついていた葉はほぼ枯れた。

クチボソのみなさんは元気。
ドジョウもめったに姿は見えないけど、ときどき腸呼吸の泡が出てる。
藻と小さなボウフラを一匹見かけたので朝の餌やりは少々控えめにしてる。
そんな感じ。

2013/08/10


今頃になって夏がきた。
雨と低温続きの先週までとはうってかわっての猛暑、酷暑。
毎日水浸しだった庭の土も乾いてきて、それなりによろこんでいる作物もあるみたい。

今日はスイートバジルの種子を採った。
他はまだ枯れきっていないのでとりあえず一本だけ。
そのひとつの穂から出来の悪いのをはじいて、213粒。
結構採れるもんだ。

このまま水でふやかして食べるのも良いと聞くけど、来年どうするかにもよるわけで、ともかく花が全部終わったら考えようと思ってる。

___

一昨日のアジとサバは、マリネにして少しずつ食べてる。
たいへんおいしうございます。海よ、どうもありがとう。


2013/08/08


88の日。昼間はお寺の大施餓鬼会、夜は久慈港にて夜釣り。
今年初めての釣り、さらにこちらで初めての夜釣りでもあるから昨夜下見をしたところアジが見えたので、夕食後に支度をして出た。

閉店間際の釣具屋に寄ってコマセを買い、竿を出したのは9時。
去年は釣りに行くのが遅すぎてアジがいなかったから、今年こそはと思っていた。
ようやく、少し釣りらしい釣りができた。

気温は暑くもなく涼しくもなく海はベタ凪、潮は下げ。ライトをつけると昨日より濁っていて、プランクトンや小魚の集まりも少なかったし、アジはまったく見えなかった。これは悪い日にあたったかと思いつつ、ともかく竿を出したら一投目からきた。
ただし、サバだった。15センチぐらいの小サバ。

一投目がサバ、次もサバだったから、今日はサバの日か…と思ったらその後はずっとアジがきて、最終的にはアジ10、サバ3。大漁ではないけれど、退屈しない程度には釣れたし、とにかくアジの顔を見ることができたので満足し、下げ止まりのてっぺんに納竿。フグは釣り始めに一尾だけ見てその後はまったく見なかった。

そういえば昨日のニュースで、今年は黒潮が変なルートを流れており、太平洋沿岸の魚の成長具合にも影響があるだろうと言っていたけど、釣り場で聞いた「今年は大きいのがいない」というのもそうなのだろうか。

今週末また行きたいな。

2013/08/05


ナミアゲハ。
飛ぶ気がないのか、羽化したばかりなのか、逃げなかった。
それどころか、iPhoneを持った手を近づけるにつれて、閉じていた羽を大きく開いて見せてくれた。
自慢したいのかもしれないから、オリジナルのままアップしとくね。
見れば見るほど綺麗だよ。

2013/08/01


今日の庭での出来事。
目の前で、オニグモの巣にアブラゼミがかかった。

同時に発生した幸運と不運。
生と死。

自然界の平衡はこうして保たれており無駄がない。
和とはつまり環なのであった。

降り注ぐ、蝉時雨。

2013/07/31


「昆虫のおかげで野菜が食える」。よく知っているはずなのに、自分で畑を始めるまでわかっていなかった。

ミニトマトの小さな花のひとつひとつ、トウガラシもナスもピーマンもバジルも何もかも、ハチやチョウやその他の虫のみなさんが飛んできてくれるおかげでしっかり受粉できているわけだ。

正直、少し感動している。
よくもまあこんな畑を見つけて、咲いた花を見逃さずに全部回ってくれるもんだと。
そう思ってよく見ていると、大きなハチ、小さなハチいろんなのが来ている。脇目も振らずにせっせと花から花へ飛び移っていく。

もし彼らがいなかったら。
深く考えたことがなかった。

いや、なかには虫の助けを借りずに実るものもある。
でも基本は、おしべの花粉をめしべに運ぶ係がいてこその実りだ。
風が運んだり自然に落ちたりするのもあるからそれはそれだけれどもいちばん確実なのはやはり誰かが運ぶことだ。そんなことも考えずに苗を植え始めた自分が馬鹿に思えて仕方ない。


もちろん虫は蜜を集めるついでに花粉を運ぶだけではなくて、葉っぱや実を食べにも来る。こっちのみなさんも目ざとい。こないだ植えた朝倉山椒に、もうアゲハの幼虫がついていた。
元々これを呼ぼうと思っていたからある意味うれしかったけど、まだ葉っぱがほとんどないのですぐに食糧不足になるんじゃないかと少々心配もしている。トゲありのほうが多少は茂っているんだが、そちらではなくトゲなしを選んだ意図は何かあるんだろうか。

---

午後、ヒシが最初のつぼみを水面に突き出していた。朝見たときは何も見えなかったけど、葉の下に隠れていたようだ。明朝には咲いていると思う。種ができれば越冬させ、来年は種から育てたい。
ヒシが優勢すぎるからだいぶ葉を摘んだけど、ヒメスイレンも負けずに葉を増やし始めている。それでもヒシが勝ちすぎるようなら別の鉢を用意しようかとも思う。あの根っこがどう考えてもメダカ向きなので。
オモダカは地下茎("走出枝"と呼ぶらしい)が伸び始めた。水が深すぎるので専用に小さな鉢を入れようかと思ってる。そういえばオモダカはじつはクワイなのだった。知らなかった。

---

「みんなの趣味の園芸」 に会員登録した。
栽培日誌を書けるようになってるんだがさてどうしようかと考えている目の前で、ネコ用のエン麦がじわじわと芽を伸ばしている。


2013/07/24


オオタバコガ、というのだそうだ。
野菜の害虫。
トマトやピーマンの葉を食べ実に穴を開ける 。
許せないねえ。
ナスの皮を齧ったのもこいつの仲間だろうか。

こやつらもただひたすらに生きているだけなのだからそれを責めても…と思うけれどもね、やはり困るよ。少しならわけてやらないでもないが、こう次々とやられてしまっては、オオタバコガのために野菜をつくっているようなものだ。

したがって、御退去願った。

ちなみにスプレーの殺虫剤は効かないみたい。今後の対策は、見つけ次第ひたすら取り除く。愛情と根気とヒマという武器で戦うのだ。


そして昨日、新しく開墾した半坪の畑に苗を植えた。
手前から枝豆「湯上がり娘」、つるありインゲン、トウモロコシ「ピーター610」。すべて4株210円@ジョイ本。
なんとなく豆々しいエリアになったのでこまめに手入れしなければならない。


こちらは上の畑に植えきれなかったシシトウ(奥)とオクラ(手前)。
シシトウは本田で1株200円ぐらいした。オクラは朝市のおばちゃんから買った。50円。8月になったらどんどん伸びるんだと。「植えてすぐは肥料やらないほうがいい、肥料に負けるからしっかり根付いてからね」と教えてもらった。おばちゃんの売ってたオクラがとてもおいしそうだったのでこれもおいしいのができるのだ。たぶん。


こないだ(19日)に収穫したトウガラシ。伏見甘長かヒモトウガラシではないかと思っていたが、すげぇ辛かった。ていうか普通に辛いよ。魚の煮付けに放り込んだのを一本丸々噛んで思い切り後悔した。というわけで、いま生っているのは赤くしようかと思う。種もとりたい。


---

医者で野菜たくさん食べてと言われたので、経済を考えてブロッコリーかなにかも植えたい気がしてるけど、庭にはもうジャガイモ用に空けてある場所しか残ってない。でかいプランター使おうかどうしようかというところ。時期の問題もあるしな。キュウリでもいいんだよな。

ま、しばらく考えよう。

2013/07/23

カナヘビ。
これは6月22日に交尾していたときの写真。
その後も庭仕事の合間に休憩しているとよく見かけるので、ある日注意して見ていたら、通気口の鉄格子から我が家の床下に出入りしているのがわかった。
なるほど彼らもまた我が家の住人なのであった。


こないだは庭石の上で蟻んこを追いかけていた。
逃げないので手に乗せてみたら、するすると背中に回った。
爬虫類はかわいいな。

カナヘビに限らず、庭を開いたら生き物が増えた。
いろいろなアゲハチョウに、初めて見たツマグロヒョウモン。
新しい畑が好きな黒いトンボはハグロトンボだ。
スズメもよく来て、 土の山で砂浴びしている。
そこだけ小さな窪みができていて、その丸みが愛おしい。

生き物が増えたというよりそれを目にする機会が増えたのかもしれない。
それでもいい。
みんなで分け合うべきなのだ。
人も含めたすべての生き物みんなで。
そういう気持ちがより一層強くなるのを感じる今日この頃ではある。

2013/07/18


久々だな。

ここ最近は庭仕事に没頭している。

ゴールデンウィークに意を決して、しぶといドクダミを根絶すべく戦い始めた。
まずは道路に面した表の方から手を付けた。庭土を完全に掘り起こしてドクダミの地下茎を文字通り根こそぎ取り払い、さらには掘り起こした土を篩にかけて、細かい切れっ端まで丁寧につまみとった。気が遠くなるような作業だったし、実際に気が遠くなってへたり込んだ日もある。

そうしてできた場所に、母は花を、ぼくは野菜を植えた。
野菜はとにかくミニトマト(プチトマトじゃない中型の)。そしてすぐにピーマンとナスを追加した。
それからトウガラシ、青紫蘇、スイートバジルにローズマリー。

トウガラシとバジルはコンパニオンプランツだというのを読んでいたので鉢植えにしてみた。
トウガラシはどうやら「伏見甘長とうがらし」あるいは「ひもトウガラシ」らしい。普通のと生り方が違うなと思って調べてみたらそうだった。そういえば苗を買ったときに普通のとは違う何かだったような気もする。よくわからずに買ってるから。

ともかく、それらは非常によく育っていて、夏を迎えてどんどん実り始めた。
これが楽しくてしかたない。

それに気を良くしたので、この三連休には思い切って中庭をすべて開墾した。
これは結構な仕事だった。
だけど、すっきりと生まれ変わった庭を見ていると無上の充実感がこみ上げてくる。
この数日は比較的涼しかったし、作業の方法や流れも飛躍的に進化した(※当社比)ので、五月に比べたら非常に早く広い場所を処理することができて、気分も上々だ。

これで中庭にも花壇用のスペースと半坪ほどの畑、さらにもう一坪ほどの空き地ができた。
つくばいの回りもすべて掘り返し、玉砂利を敷き直して睡蓮鉢を置いた。
以前から植えたかったサンショウの苗木を二種類買ってきて植えた。とげなしの朝倉サンショウとふつうのサンショウ。今はどちらもひょろひょろだけど、これからに期待してる。

ここまでやってなおまだ片付けなければならない場所はあるけれども、ひとまず庭が庭として機能する状態に戻ったので、これからはこまめに手を入れて維持していきたい。

日曜日は参院選で100回目を迎えたツール・ド・フランスも最終日という時節だが、そんなことよりスイレンか他の水草とメダカを数匹調達したいと思っている。

2013/05/14

 
パッと見、一輪だけチューリップが咲いているのかと思った。
午前中、病院に向かう道すがら自転車で通りかかり、見たことのない花だったので気になったのだ。
どうしようかと思ったが、下り坂でスピードも出ていたし、予約の時間も迫っていたのでそのまま通り過ぎた。
そして午後、隣町で買い物を済ませて帰る途中、何キロも離れた別の場所で同じ花を見た。
また、ぽつんと一輪咲いていた。
チューリップではないとわかったが、冷凍食品も買っていたのでそのまま通り過ぎた。
帰宅後、webにある情報をざっと見てほぼ確信し、午前中に通った場所をもう一度見に行くことにした。

今度はよく見た。
間違いない。
それはケシだった。
イケナイ種類の。

学名: Papaver setigerum
和名:ア ツ ミ ゲ シ

この手のケシが野生化して自生しているというのは聞いたことがあるけど、こんなところで目にするとは思ってもみなかった。道ばたのなんでもない空き地で雑草に混ざっているし、花に興味がなければ見過ごすところだ。見回してみたら少し離れた場所にもう一株、計二株あった。


あまり関わりたくないけれど、見つけてしまったものは仕方ない。
とりあえず明日、市役所に連絡しようと思う。

2013/05/04


GW後半、笠間に行った。稲荷神社のフジと陶炎祭(ひまつり)だ。
去年はフジの盛りを過ぎていて寂しかったけど今年はばっちり満開。フジの花の香りが境内に漂っていていい感じだ。神社にふさわしい香りだと思う。

そして陶炎祭。ちょっと驚いた。
初めて陶炎祭に行ったのは、なんともう20年以上前なわけだが(そのことにも驚いた)、場所も変わり規模も格段に大きくなっていた。陶芸美術館や公園ができたことは去年の春に知ったけれど、あそこでやるようになったのは知らなかった。ニュースで見ていたとはいえ、ほんとに大勢の人が来ていたし、駐車場はどこも満車で待ちの列ができていた。

ぼくはイオン前の広場の臨時駐車場(無料&がらがら)から自転車にしたので、まずは笠間稲荷でお参り。それから「やきもの通り」の陶器店を片っ端から覗いて回った。こういうときフォールディングバイクはほんとに便利なんだとあらためて実感した。

陶炎祭の前にデイジーで教えてもらった「きらら館」も見たけど目当てのカップはなく、その代わりに陶炎祭会場に出展していた「風の窯」でとても良いのを見つけた。ソーサーはついてなかったので、同じ台にあったなんとなく似た感じの皿を合わせて買い、ほくほくして帰ってきた。カップ、ソーサー各千円。ソーサーはあとで見たら高台のある結構ちゃんとした小皿だった。

ちょうどジロが始まったので、夜中に新しいカップ&ソーサーでコーヒーをがぶがぶ飲んだ。とてもうまかった。何かを果たせた気がした。

そう、大切なのはこういうことなんだ。

2013/04/29


GW前半、水戸市植物公園に行った。
なんというか、おとなしい植物公園だった。母はオステオスペルマムがたくさんあるとテレビつまりNHKでみたらしいが、どこにもなかった。違う植物園か、例によって遅すぎるニュースではないかと思う。

他にこれといった見物があったわけではないので、ただぶらぶらしてきた。
説明員的な人がいればカントウタンポポについて話を伺いたいと思っていたが、それらしき人もいなかった。温室のネペンテスのコーナーでしばらく足を止めたぐらいか。
芝生の広場がとっても気持ち良さそうだったけど、誰もいなかった。昼時だったので喫茶店は混んでいたけれども。

まあ、こんなもんなのかな。
でもGWでこの程度の入りならいっそのこと入場無料にして飲食と花屋の収入でやっていくというのはどうか、などと思った。

2013/04/26


昼間UFOを見た。

・・・。

現代の研究者たちはUFOではなく「UAO=未確認空中現象」と呼んでいるそうだが、呼び方はともかく得体の知れない飛行物体。前に見たのが忘れもしないサッカー部の合宿の夜だから、かれこれ三十余年ぶり。

今日のは白く光る物体だった。光ると言っても発光しているのではない。白い琺瑯のボウルを伏せた感じ。形も色もだ。てんとう虫のような、とそのときは思った。少しこちらに傾いており、手前の縁に筋が見え、伏せたボウルの下に少しふくらみがあってそこは陰になっていた。

それが、見えたと思ったら、ビュッ!という速さで真横に短く飛び、雲の中に消えた。視界に捉えた瞬間は飛行機の機体の反射かと思ったものが、形を捉えた途端にビュッと動いて雲に吸い込まれたので「え?」と思ったのだ。

合宿の夜に見たアレじゃなくて、小学校六年の運動会の日に見たアレだ。アレは雲から出たり入ったりした。上に、左横に、素早く、直線的に。それを今でも昨日のことのように覚えているから、もしかしたら今日も……としばらく注視していたけれど、そんなことはなかった。

ただのヘリウム風船(か何か)かもしれない。でも、そうではない気もする。
なぜならそれは雲の合間に消えたのだが、果たしてそれほどの高空にある風船(か何か)が、ぼくの目に質感や輪郭までくっきりと見えるだろうか。いつも見ている飛行機の大きさから考えても、気球か飛行船ぐらいの大きさがないと見えないのではないか。もし風船(か何か)がぼくの肉眼で見えるほど大きかったとしても、雲は右から左にゆっくり流れているのに、その雲の中を急激な速さで左から右に飛ぶということがあるだろうか、と思うからだ。

いい歳こいて何をと思う。だがそれでいい。
かの井上円了師は、不思議なことを不思議がる人の心のはたらきこそが不思議でおもしろいとおっしゃっていたそうだが、まさしくその通りだ。

今日のことは、帰り道にみたヤコブの梯子とあわせて、永く記憶しておきたい。

2013/04/17