2015/04/06


曇りのち雨の予報から一転、午前中に太陽が出たから今年の桜を急ぎ足で見て回った。

D300のお撮り初めだ。ついでにeyefi mobiも試してみようとiPad miniも持っていった。撮ったそばからモニターできるのはなかなか新鮮な体験だった。


最初に行ったのは瑞竜小学校の瑞桜。

とにかくこれだけは晴れてる間に見たかった。ところが。

いざ着いてみてショックを受けた。校庭で大工事の真っ最中だったんだ。 まさに今、壁を立てているところで、正面はほとんどふさがれていた。 当然、立ち入ることもできない。

仕方ないので坂道側の土手をよじのぼり、フェンスにしがみついて桜を眺めた。

金網の間から望遠レンズを向けている姿は、まるでアブナイ自然保護団体の監視活動みたいに見えたんじゃないだろか。

重要な公共工事なんだろうが、何もこの季節にやらなくても…と思いつつ、瑞竜小をあとにした。


瑞桜でのもやもやを晴らすべく、いっきに北上して外大野のしだれ桜を見に行くことにした。

去年はやや盛りをすぎていたけど、今年はほぼ満開に間に合った。

上から眺める人も多いからなかなか無人の画は撮れないのだけれど、いつまでも待っていると他の桜が見られなくなるから、歩いているおじさんが幹の裏に隠れた瞬間を狙って撮った。

途中、「小生瀬の地蔵桜」という道案内も出ていたけど、先を急ぐので来年の楽しみにとっておくことにした。


外大野のしだれ桜の手前に、見事な紅梅の園があった。斜面の上、風景の中にくっきりとピンクの帯があまりにも鮮やかだったので、歩いて登っていった。

坂の上の農家にいたおばさんに「写真撮らせてもらってもいいですかー」と声をかけたら「うちのじゃないけど、いいよー」と言ってくれたので畑のあぜ道を抜けて、梅を見てきた。


全部で何本植えてあっただろう。よく手入れされた背丈ほどの梅の木が日当たりの良い斜面に整然と並んでいた。桜とはまた違う、とても良い景色だった。


外大野から袋田を通過する頃には空が曇り始めたけれど、とにかく辰ノ口に向かった。親水公園は桜祭り開催中で人も多く、駐車場は満車だった。

横道から辰ノ口橋の下をくぐり、土手からいつもの景色を撮った。ここに来始めて3年。桜も少しずつ大きくなってるようだ。数日のうちにもしも晴れる日があれば、また自転車で来たいと思った。


そしていちばん好きな水神様の桜。

少し葉が出始めていたけど、今年もきれいに咲いていた。こっちから回れば青空バックで撮れただろうけど、まあしょうがない。また来るさ。


たまにはちょっと違う角度から。

モニターで拡大して見ると石段周りの草から妙な立体感が出ている。毎年撮っているけどこんな見え方をしたのは初めてだ。絞りと光線の具合もあるだろうが、画素が多いからディテールが際立ったのかもしれない。

ーーー

今年は天気が合わなくて晴天に満開を桜を見るのが難しかったけど、なんとかワンチャンスにひとまわりできてよかった。

そして初出動のD300。良いカメラだ。とても気に入った。今日はとりあえずただひたすら撮るだけだったけど、これからじっくり使い方を覚える。買ってよかったよ。


さて、次は何を撮りに行こう。

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