2014/11/15

おニューのリール。
アジング用に先月買った「ダイワ レブロスMX 1003」だ。

長年愛用の名器・マイコンも、さすがに現代の釣法には向いてなくてライントラブルが多いし、これ以上海で使って傷めるのはもったいないから、思い切って新調したのだ。
じつにお手頃で、よくできてる。デザインも落ち着いていて気に入った。

ラインはサンラインのメバル・アジング用ロングキャスト対応フロロカーボン「スモールゲームFC」にした。PEかエステルを使ってみようかと少し迷ったけど、もうしばらくはフロロでやってみるかと。

番手は現状の3lb.からひとつ落として2.5lb.に。150m全部巻いて満タンになった。若干巻き過ぎてる気もするけど、何回か使えば減るからまあいいでしょ。

ラインを巻いたあとの重さは220gで、マイコンより少しだけ重い。ほんとはもう少し重くても良いのだけれど、今日日のリールはみんな軽いからね。

で、いつ行くの?

うーむ。いつになるだろう。

2014/11/06


コマセカゴの自作 Part.2 だ。(ちなみに Part.1はこれ。自作というか単なる改造。)

今回のはすごいぞ。
なにがすごいって、釣具でもなんでもない商品から、まさにこれしかない、という素材を見つけ出してきたところがすごい。

できあがりをこうして見ると、最初からこういう製品だったんじゃないかとすら思えるほどしっくり来ているけれども、カゴ部分の素材はなんと「○○○○○○」なのだ。

って、出し惜しみするようなもんじゃないけどさ。

実釣してみてほんとに使えるかどうか試してみないことにはね。
種明かしはそれからだ。

ともかく、今回の開発経緯とコンセプトはこうだ。

足下にアジの群れが回ってこなくなったので、投げサビキで沖目を狙うために定番のロケットカゴを用意したが、そのままでは使いにくいのでステンレス線とオモリを入れて天秤化した。

ロケットカゴはその構造上コマセを詰めるのが非常に面倒で、釣りをしてるうちにだんだん嫌になってきた。

それを前回初めての釣り場で次々と寝掛かりさせて全部ロストした。

ちょうどいい機会だから、使いやすいものを自分で作ろう。

制作にあたっての条件は…

1)コマセが詰めやすく、手が汚れないこと。

2)容量が大きく、コマセがたっぷり入り、じゃんじゃん出ること。

3)遠投しても、タナが深くても、コマセが途中でばらけないこと。

4)上カゴ、下カゴ、天秤、どの釣法にも対応でき、サイズのバリエーションを作れること。

5)軽くて丈夫なこと。

6)巻き上げ時に水の抵抗が少ないこと。

7)構造がシンプルで、素材が安価で容易に入手でき、制作が簡単なこと。

8)見目麗しきこと。

と、まあかなり欲張りだが、これが実現できないなら自作する意味がない。

ともかく素材探しを始めたところ、じつに意外な場所で意外な素材を発見し、いっきに完成形が見える。

細部の追い込みと追加の素材集めに数日を費やす。

めでたく完成。

というわけだ。
構想開始から完成までちょうど一週間だな。

実使用前ではあるけれども、現段階での満足度は90%以上といって良い。
上に挙げた条件をすべてクリアしてる。
これで釣れれば100点満点だ。

そうだ、名前はどうしよう。
「カプセル」とか「コクーン」とか、見た目からはそんな感じだな。
とりあえず「コマセカプセル 1.0(仮)」でいいや。
あとは使い勝手と釣れ具合によってスーパーでもハイパーでもなんでもつけてやる。

ちなみに材料費を単純計算すると、1個あたり390.75円となる。

このうち、トップとボトムのパーツをとったロケットカゴの代金が272.25円で最も大きい割合を占めている。結果的にニコイチ(ふたつからひとつのものを作る)をやってるからちょうど2個分の費用がかかってしまうわけだが、これ以上ばっちり合うパーツは探せないと思うので致し方ない。

あえていうなら、ボトムにフィットする形状のオモリをとるためだけにバラしたダイソーのコマセカゴをやめて、普通の丸オモリを使用すればもう30円ぐらい安くできると思う。そうしたところで機能、形状にはなんの影響もないし、重さのバリエーションも簡単に増やせる。

今回制作した分が内蔵しているウェイトは約7号で、完成品の重量は39gだ。つまり約10号の負荷となる。当然、ウェイトを変えれば軽いものも重いものも作れるので、実際の使い勝手をみながらさらに考えようと思う。

ウェイト内蔵部の様子をアップにするとこんな感じだ。



ふむ。
こう見ると、やはりぴったりとフィットするオモリがいいな。
ま、いいや。また考えよう。

さてさて、次はいつ行けるか。
今接近中の台風20号の後かな。