2013/03/28



一昨日か、水戸の千波湖に桜の様子を見に行った。

今年は全国的に桜の開花がやたらと早く、花見に合わせたイベントの前倒しが相次いでいるそうだが、仙波湖畔の桜は奥の方に何本か満開のがあるけれども他はまだという感じで、今週末からだなと思った。
何しろ品種が多くそれぞれ咲く時期も異なるから、いつが満開と言いにくいのが千波湖であるというのは昨年学んだ。

湖岸にはコクチョウやらマガモやらオオバンやらが暢気に群れており、カモメも風に向かって飛んだりしていた。カモメはハト並みにいた。
バスガイドに連れられた一行がコクチョウを見て「ハクチョウはいないの?」と尋ねたところガイドは「もう飛んで行ってしまいました」とテキトーなことを答えていたけど、ハクチョウは、いる。
好文Cafeでアイスコーヒー飲んだあと、湖畔でコクチョウに話しかけていたらペタペタ歩いてやってきた。

動物に近寄って来られる時の感じというのはじつにいい。
とくに大きめのやつはそれがエサ目当てだろうとなんだろうと期待と不安で胸が高鳴る。
しゃがんで見てたらペタペタペタペタと蛇行しながら目の前までやってきてしばらくぼくを睨んだあと、何もくれないとわかるとペタペタと去って行った。

あの目はネコと同じで"何か考えてる"目だ。
なんとなくだけど、話せばわかる気がするのはそのせいだと思う。