2013/05/14

 
パッと見、一輪だけチューリップが咲いているのかと思った。
午前中、病院に向かう道すがら自転車で通りかかり、見たことのない花だったので気になったのだ。
どうしようかと思ったが、下り坂でスピードも出ていたし、予約の時間も迫っていたのでそのまま通り過ぎた。
そして午後、隣町で買い物を済ませて帰る途中、何キロも離れた別の場所で同じ花を見た。
また、ぽつんと一輪咲いていた。
チューリップではないとわかったが、冷凍食品も買っていたのでそのまま通り過ぎた。
帰宅後、webにある情報をざっと見てほぼ確信し、午前中に通った場所をもう一度見に行くことにした。

今度はよく見た。
間違いない。
それはケシだった。
イケナイ種類の。

学名: Papaver setigerum
和名:ア ツ ミ ゲ シ

この手のケシが野生化して自生しているというのは聞いたことがあるけど、こんなところで目にするとは思ってもみなかった。道ばたのなんでもない空き地で雑草に混ざっているし、花に興味がなければ見過ごすところだ。見回してみたら少し離れた場所にもう一株、計二株あった。


あまり関わりたくないけれど、見つけてしまったものは仕方ない。
とりあえず明日、市役所に連絡しようと思う。