2014/06/08


なかがわ水遊園のアカメ。
ひたすら雨に降られた那須の帰りにようやく行くことができた。

圧倒的な存在感。
お前は何者だとこちらを睨んでいる。
やっぱり日本の淡水の王者はアカメだな。汽水域の帝王。
イトウが東、アカメが西の横綱だ。
おっと、ビワコオオナマズも忘れちゃいけないな。ここにはいなかったけど。

お昼にはアマゾンカフェで発売されたばかりという「ピラニアバーガー」を食べた。
そのものずばりのピラニアのフライではなくてコロッケの中に具としてフレークが入っているんだが思ったより魚の味がしてそこそこおいしかった。
どっちがうまいかといえば琵琶湖博物館で食べた「バスバーガー」だけどね。
ソースが微妙なのかな。
ちょっとピリッとさせるとか、もうひと工夫あってもいい気がした。
でもこれ期間限定なんだな。食べてみてよかった。

それから水族館のほかにいくつも付帯施設があり、料理教室をする「味わい工房」がいいなと思った。
来週は「アロワナ(チラシには"アロアナ"と表記してある)を食べよう」なんて講座があって思わず申し込みそうになった。

ショップではなかがわ水遊園の著書とちぎの魚図鑑を買った。
労作に違いないけどマニアとしてはもうちょっと濃いものを想像していた。
限られた紙数で全魚種を網羅するとこうなるのかな。
でも魚の地方名がきちんと書いてあるのはうれしい。
たとえばウグイは栃木では「アイソ」と呼ぶのが一般的だそうだ。
そういえば茨城ではなんて呼ぶんだろ。

いずれにしろ楽しかったのでまた行くと思う。

▼アルバムは栃木県なかがわ水遊園の淡水魚やカピバラなど。



↑5〜6枚目に写っている青白い魚は「コバルトアユ」と名付けられた珍しいアユ。
突然変異で生まれつき脳下垂体中葉がないため体色を黒くするホルモンが分泌されずこのような色になるそうだ。栃木県水産試験場で生育した15,000尾の中から見つかった。脳下垂体中葉は卵巣や精巣に関連するホルモンも分泌するのだけれどこのアユにはそれがないので成熟することはなく、その結果4年以上生きるものもいるという。
しばらく観察していた間、ほとんどここに定位しており、近づく他魚を追い払っていた。縄張り意識はあるみたいだ。

そういえば、両生類のコーナーに有尾目がいなかったような。
サンショウウオとイモリの類。
栃木にもいるはずだけど。見逃したかな。
こんど行くとき確かめよう。

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