2013/04/15

 
4月12日、大子町の「外大野のしだれ桜」を見に行った。
ニュースワイドいばらきでは4/10時点で満開の見頃と伝えていたがやや盛りを過ぎていたようだ。だいたいにおいて茨城のNHKは遅きに失する話題ばかりで役に立たないことが多い。あれはどうにかならんのか。

茶店のおばさんの言うことには、ここでもやはり開花が早く4月1日には咲き始めてしまい今年は花の色も薄いのだと。開花時期と色、何か関係があるんだろうな。
ともかく三百年以上も花を咲かせているというのはもうなんというか生き物として尊敬に値する。

この桜、水戸の御老公がお手植えになった際に「他所に移されても根付くな」と云ったそうだけど、それは誰か人のことを喩えているのであろうななどと考えつつ、物言いとしては梅に向かって「主なしとて春な忘れそ」と詠んだ菅原道真の情が勝っていると思った。

ま、そんな物語に関係なくこれからも永く咲き続けるであろうことを願っている。